『あれは確かにプロポーズよ。レイさんったら、人妻のあたしに向かって…。でも、こんな冴えない亭主と、出来の悪い息子の面倒を見るよりは、いっそレイさんと…』
顔だけならスキル完スト。色男の一言は一児の母もよろめき倒す。
「うる星やつら/第9話・愛で殺したい|自習騒動」(2022年12月8日深夜フジテレビ放送/香川豊演出)
幼いラムとランが同時に惚れた色男、ラムの元婚約者レイ登場回。
レイは顔は満点ですが、食に卑しく喰い意地浅ましく(興奮すると牛になる)。この性格に嫌気がさして別れたラムでしたが、レイはラムが忘れられず地球へ。
旧作の対応エピは第3話Aパート「変身美男子レイが来た!」(早川啓二演出)と第36話「レイ復活!!自習大騒動!!」(伊藤和典脚本、押井守演出)。
旧作3話って何か作画が景気よく崩壊していて、冒頭のしのぶの顔が滅茶ブサイク。
ここが綺麗になっているだけで、リメイクの意義はありました。
しのブサイクからうつくしのぶへ。
お話の流れは旧作とほぼ一緒。
しのぶを肩車したい…。
大きな違いは新作ではまだジャリテンが登場していないこと。
なので旧作でのジャリテンパートは、新作では別の誰かが肩代わりもしくはまるっとカットという体裁になっています。
まあ割とウザい存在なのでいない方が安心して観ていられるのですが…。
やはり見どころはレイでもラムでもランでもなく、あたる母でしょう。
レイの流し目を喰らうやぽっと頬赤らめ、退場したと思ったら化粧して再登場。
『母さんだって捨てたもんじゃないでしょ』(旧新共に同一台詞)
そしてその手にレイが…
性的な意図は一切ない。
舞い上がる母。一部始終を見ていた父の心境いかばかりか…。
と、父さん…。
Bパート「自習騒動」は、自習時間にレイが乱入して大騒ぎという一幕。
夏服・冬服の違いで季節が分かりますね。
Cパートでは授業参観のお知らせプリントが。たまにはあなたが出てよ、とあたる父にプリントを押し付けるあたる母。
同じ頃、とあるUFOの中で同じプリントを前に化粧に余念がない女性が…。
こ、この後ろ姿は!? そして中の人は!?
次回「戦慄の授業参観」「君去りし後」
おまけ
(旧作より)レイを諦めさせるために「妊娠した(お腹にあたるの子供がいる)」とハッタリかましたラム。その告白を聞いたしのぶが激昂してあたるに「ジャンピング・チョップ」「前蹴り」「顔面かきむしり」「ストレート・パンチ」「ビンタ」を。
見事な連続攻撃です。
☜ランキング投票です。しのぶを肩車したいorしのぶの連続攻撃を喰らいたい方はワンポチを。
★本日12月10日は「ベルトの日」
理由とか根拠的な話とかは割愛。要するに腰に巻くあの「ベルト」の事です。
一口にベルトと言っても種類色々用途諸々。「シートベルト」「タイフーンベルト」「チャンピオンベルト」に「ガーターベルト」(これは腰には巻かないか)
ベルトに関連した作品をひとつふたつみっつ。
DX変態ベルトって何だ!?
レンチ1本ベルトに挿して
シートベルト不在の思ひ出
★本日のTV放送【26:45~テレビ東京/サタ☆シネ】