1回のエピの中で一体何回「ブラジャー」という単語が飛び交ったのか。
本筋は竜之介が憧れのブラを手に入れるための狂騒曲ですが、主役はしのぶ。
特に旧作はしのぶ下着祭りでしのぶ推しなら外せない一編です。
「うる星やつら/第17話・あこがれを胸に」(2023年2月9日深夜フジテレビ放送/常岡修吾演出)
旧作対応エピは第96話(通算119話)「かがやけ! あこがれのブラ!!」(1984年1月18日放送/鈴木行演出)。
今回のレビューはしのぶメインなので、新作Bパート「星に願いを」はスルーします。
仏滅高校の総番に横恋慕されたしのぶと総番に恋の仲立ちと言う無理難題を押し付けられて途方に暮れる手下3人が「総番を諦めさせるため」にしのぶと竜之介の偽装デートを仕組む(イチャコラ写真を総番に見せて潔く身を引いてもらう)というのがお話の骨子。
ここに偽装デートの謝礼(旧作ではブラそのもの、新作では商品券)に釣られた竜之介(←苦労して貯めた400円ではブラジャーが買えないと知って失意のズンドコ)が絡みます。
旧作では冒頭の女子更衣室シーンでしのぶの下着姿が。
デート当日はブラに気を取られた竜之介が色々暴走。
しのぶの服は新旧どちらも可愛いですが、激ミニスカートな旧作の方が個人的には好み。
途中、竜之介にブラを与えて、しのぶをインターセプトしようとするあたると、これを阻止しようとするラムが割って入り、竜之介に蹴散らされる展開は新旧一緒。
最後に乱入してきた総番を左ストレート1発でぶっとばす新旧しのぶ。
旧作では、色々あってブラを手に入れることができなかった竜之介がしのぶのブラを剥ぎ取ろうとするご乱心なシーンがありました(新作でもやって欲しかったですが、無理か)。
個人的にツボだったのは旧作の竜之介父。
竜之介が女の子とデートすると聞き歓喜。立派な男に育った事を亡き妻に報告するシーン。
遺影が映って「おお、これが竜之介母なのか!?」と思いましたが、カメラが引くと…。
本物はどれだ?(多分、全員嘘)
新作では残念ながらカット。折角、父役で千葉繁さん引っ張り出して来たのに勿体ない。
竜之介に偽装デートをやめさせるためにあたるが餌で用意したフロントホックブラ。
旧作では大枚はたいて自腹購入していたようですが、新作ではなんと…。
『おかしいわねぇ。私のあのブラジャー、どこに行ったのかしら…』
マジですか? フロントホックだったんですね、お母さん。
ワコールのHPによると、フロントホックブラが誕生したのは1978年。
最先端だったのでしょうか。
★本日2月14日は「ザ・ローリング・ストーンズの日」。
1990年のこの日、東京ドームを皮切りに初来日公演がスタートしました。
私も行っておりましたよ、東京ドーム。
あまりの名曲ぶりに感涙にむせびそうになったのが、
そして本当ならそのもっと以前に(1973年の外務省入国拒否事件とは別に)来日公演が実現するはずでした。
その幻の来日公演を盛り込んだのが、