『実は私、好きな人がいるんだけど、なかなかうまくいかないんだ。うまくいかないのは淳くんのせいでもあるんだよ。だから八つ当たりをしに来たの。今からちょっといぢめるけど、泣かないでね』
今期ヒロインレーストップ独走のキャロル・オールストンが闇落ち大暴走。
被害者は何故か、淳一郎。
「トモちゃんは女の子！／第９話・天使の素顔」（2023年3月1日深夜TOKYO MX放送／五十川久史演出）
今期は天使様が多いなあ…。
前回、キャロルが乱暴されたと勘違いして鬼神の表情になった御崎光助。
自分の為に怒ってくれた、とキャロルもご満悦でしたが、更に強くなる（キャロルを守る）ため、相沢道場に入門したのがマズかった。
入門動機を「トモに対する恋慕」と勘違いしたキャロルが一瞬で闇落ち。
トモと御崎に同時に仕返しするため、淳一郎に急接近。
淳の部屋でキス＆ベッド押し倒しでマウント・ポジション。
免疫ゼロの淳はパニック。そのまま隣のトモ宅に逃げ込んでがっつりハグ。
「クルージング」で潜入捜査のためゲイ社会に入ったアル・パチーノが、自分の性嗜好の変化にビビり、慌てて恋人の胸に飛び込んでいくという描写がありましたが、あれに近い心理なのではないでしょうか。
状況を重く見たみすずが、「キャロルが本心を御崎先輩にぶつけられるように」揺さぶりをかけた（御崎を呼び出した後、キャロルに脈無しと伝える）ら、効きすぎ劇薬オーバードーズ。
今日日「ガビーン」て…（しかも君、英国人だろ）。
で、そのまま早退。
例によって軽く流されるだろうと踏んでいたみすずは初めて見るキャロルの表情にショック狼狽錯乱坊。
這うように御崎のクラスまで行って子細報告。追撃懇願。
キャロル宅に飛んでいった御崎を待っていたのは母・フェリスの強烈顔面ヘッドバット。
『今回は痛み分けですね、コースケくん。どうぞ』
部屋に入るとベッドの上で号泣しているキャロルが。
天使じゃなかった。強い子でもなかった。ただの普通の女の子。
みすずの真意を弁明しましたが、クッションポンポコ、凶器でズンドコ。
クッションは天使の必需品です。
居住まい正してプロポーズ。歓喜悦楽大団円。
残念ながらキス（何故そこで「あ～ん」？）はフェリスに阻まれてしまいましたが。
翌日、気をもんでいるみすずの前に現れたキャロルは何故かウサギの被り物。
ホラーテイストのウサギと言えば、世代によっては堂本版金田一少年かもしれませんが、私らにとってはやはり「サイレントヒル」。
しかし何故ウサギ？
ウサギも天使の必需品だからでしょうか。
おまけ
そう言えば、アニメではカットされてしまいましたが、キャロル母の年齢は…
マジすか？
★ご参考
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★本日３月3日はジェシカ・ビール（1982～）の誕生日（おめでとうございます！）
今回は「テキサス・チェンソー」以来のホラーテイストとなったこちらを。
