『貴様、私を辱めるつもりか!』
『軍門にくだった以上、この身をどうするも貴様次第という事か!』
『罵ってくれて構わん!いや、むしろ罵ってくれ!』
『殺せ!』
黄泉から戻って来たら何故か褐色バインバインの女性になっていた皇国の騎士ベルトラン。
見た目だけでなく中身も女性化(しかもドM化)してしまったようで、もう完全にダクネス。
使えないポンコツ神様と、詐欺テク満開で村人を信者に取り込んでいく主人公。
ひとつ前の「この素晴らしい世界に爆焔を!」より遥かに「このすば」しています(因みに女ベルトランの中の人は「爆焔」のふにふら)。
これでめぐみんがこっちに来れば…と思ったら、来るんじゃん、めぐみんの中の人。
もうどっちがどっちだか…。
「神無き世界のカミサマ活動/第3話・カケマクモカシコキ ミタマノオホミカミ タカアマハラノツカサニマシマシテ モロモロノマガゴト マガツヒ ツミケガレヲ ハラヒタマヘキヨメタマヘト オホツチノモトツカミ」(2023年4月19日深夜TOKYO MX放送/山﨑立士演出)
ベルトランは皇都に戻りますが、どう言い繕っても「ベルトランを騙る頭のイカレた女」にしか見えず、門番が排除。
帰る場所をなくしたベルトランをユキトが姑息な(「爆焔」でぶっころりーがそけっとに近づこうとしていたのと同じ)手段で懐柔。
『俺がお前の居場所を作ってやる』
チョロインなのもダクネスと一緒です。
教団の修道騎士となったベルトランは害獣を一刀両断。教団に入れば害獣から守ってやる、と喧伝。
更に、お酒は教団限定メニューとし、奥様方には食品保存用ジーアポット(濡らした陶器ポットの気化冷却を利用した冷蔵庫)を配り、若い女性にはクッキー、年寄にはみたまのヒーリングという、安全、酒、食品、健康という生活全方位を隙間なく埋めて信者獲得。
女性化したベルトランを見て、シルリルとアルラル(中の人はうる星のラムとラン)は何かのスイッチが入ってしまったようで、ベルトランをコスプレ着せ替え人形に。
まずはオーソドックスなメイドに始まり、
ブリッブリな新妻風猫耳エプロンを経て…。
遂には魔法少女かサンバダンサーが分からない振り切ったものに。
流石にこれは抵抗しても良かったんじゃないかベルトラン。
そのベルトランからユキトが聞いた皇国の最大戦力。それは1人で山を吹き飛ばすほどの能力を持った謎の存在アルコーン。
みたまが山ひとつ吹き飛ばすほどの力を発揮するには信者1万人が必要。
増えたとは言え、現状信者は100人そこそこ。このカクリの村人全員を合わせても2千人。
全然足りない(使えねーな、ポンコツ神様)。
しかし、カクリはここだけではないらしい。皇国を取り囲むように無数のカクリがあると言う。
そこの住民を信者にできれば…。
『難しく考えるな。信者を増やすなら、地域ごと乗っ取れ!奇跡は実力行使!』
クソ親父のありがたい訓え。よし、やってみるか…。
『この村の時間を500年進める』
1カ月後、不穏分子カクリの殲滅にやって来たアルコーン、アータルが見たものは…。
風力発電、水道、耕作機械…この世界には存在しないはずの「文明」でした。
おまけ
今後の布教計画を語りながら、川辺で石切をするユキト。なるほど、大リーグボール3号の投球フォームは石切のそれだったのか…。
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★本日4月22日はジョン・ウォーターズ監督(1946~)の誕生日(おめでとうございます!)
「セシル・B」はちょこちょこご紹介しているので、本日はこちらを。
★もうひとり、本日はピーター・フランプトン(1950~)の誕生日(おめでとうございます!)
メガヒット「SHOW ME THE WAY」が挿入歌に使われていたのがこちら。