【思い出すなあSM神輿】神無き世界のカミサマ活動＃6【入りたいなあSEX教団】 - デストピア経典～曼荼羅畑でつかまえて（三代目）

皇国崩壊、議会消滅。もはや終生で死を強制される事も、軍の攻撃を受ける心配もない。

カクリの酒場はみたまを担いで大宴会。

おーこの（タイトル画）構図、思い出します。1990年「ワハハの極楽てんやわんやカーニヴァル」。

WAHAHA本舗が浅草花やしきを貸し切りにして、園内各所で散発的に小ネタを披露。その中にあった「SM神輿」。

神輿の上では女王様スタイルの久本が鞭を振るいながら「女王様とお呼び！」と絶叫しておりました（もっとストレートでアブナイネタもありました。よく許可したな花やしき）。

お話戻って。この喧騒の中でひとりアータルだけがしょんぼりどんより。

そらまぁ、師事していた皇帝はとっくのとんまに死んでいたわ、機械仕掛けの議会はみたまが景気よく破壊してしまったわで、レーゾンデートル消失ですからね。これから何を支えに生きて行けばいいのか。

後始末を押し付けられたユキトは一計を案じて…。

『俺が協力する。他のアルコーンをすべて打ち倒してやろう。それでお前は議会を復活させられる』

見事な「口からでまかせ」ですが、アータルには効き目絶大。

お前みたいな子が泣いているのを見ると、放っておけない、とか何とかイケメン台詞で畳みかければ…。

『ありがとう（号泣）』

強力な戦闘能力を持つアルコーンも精神的には子供と変わらない。

『だからこそ、与（くみ）しやすい』

いい表情ですユキト（もう一般女子からクズトとかカストとか呼ばれてほしい）。

駄目押しアイスあ～んで完全篭絡（チョロインですねーアータル）。

しかし、その様子をアルラルが鬼の形相で（再びユキト＝ロリコン疑惑）。

さあ、明日から教団は二神制に移行だ！

「神無き世界のカミサマ活動／第６話・カケマクモカシコキミタマノオホミカミトコヨノナホヒハアマハラニアリテハヒノミクニツキノミクニホシノミクニオホツチニアリテハアヲヒトクサヲハジメイキアルモイキナキモ」（2023年5月10日深夜TOKYO MX放送／稲葉友紀、基仁志演出）

みたまとアータル、二人を神にしたら、信者数が割り勘に。しかも綺麗に案分ではなく、アータルの方が微妙に多い（ペド勢よりロリ勢の方が僅かに多かった、という事か）。

信者を得たアータルは再びアルコーンの能力が使えるように。みたまとの２枚看板は正に超獣&不沈艦。

この戦闘能力と食べ物、水道、電力を餌に近隣のカクリを村ごと懐柔して布教エリアを拡大、次々信者を獲得していくユキトたち。

畜産、砂糖・塩の量産体制にも着手して準備万端。

次の課題は他のアルコーンの情報収集。

ダキニと名乗る女が１万人規模の大教団を作っているらしい。

ダキニ（荼枳尼）。ヒンドゥー教やインド仏教に登場する夜叉の一種ですが、日本に於いては（最終的に）「性愛を司る神」に落ち着いているようです。

こちらのダキニも「愛」に関する能力を持っているという。

力任せの強行突破に走ろうとするみたまとアータルですが、ユキトの作戦は「潜入して内側から乗っ取る」。

怖いのはミイラ取りがミイラになる事。それを阻止するためにまずは知識で武装。何の知識ってそりゃあSEXですよ、SEX。

SEXの知識に貪欲なアルラルとロイを従えたユキト（とみたま）はダキニ教団本部（外観はラブホ）に正面から。

出迎えたのは「ダキニ性愛会第３支部副長」リシュ。

通されたのは御本尊様がいる儀式室。ご本尊様との面談は男女１組のみ。ユキトとアルラルが代表で、ロイとみたまは別室で待機となりましたが、出てきたのは…。

『ちぃーっす！お待たせ―！ダ・キ・ニでーっす！』

チャッラッチャッラなギャル姉さんでした。

中の人はめぐみん。つまりこの時間帯は１時間ぶちぬきでめぐみんタイムという事に。

スマホ（？）のようなものいぢりつつ挨拶済ますと疾風の如く退散。

直後、ユキトの体に変化が。鼓動早鐘、呼吸荒波。後ろからは発情モードのシルリルが。

『まぐわいましょう、ユキトさん！ダキニ様の教えのままに！エレクチオンの時間です！』

完全に取り込まれている！何とか正気に戻さねば！と思った瞬間、隣の部屋で爆発。飛んできたのはロイ。

どうやらシルリル同様発情したロイがみたまに襲い掛かり、ボコられたらしい。

ロイはそのまま全裸で逃走。開けた穴塞いでいる所に、ダキニから後を任されたリシュが。

ここで何とリシュが勝手に（ユキトに脅されキスされ押し倒されるという）妄想を暴走させて絶頂・気絶（股間に大きな沁みまで！）。