『聞こえる？ 私の心臓の音。半分だけで動いている不完全な音でしょ』
生まれながらの心臓疾患。大手術。完治したと言われても…。
眠っている間に機能停止して、そのまま朝を迎えて、二度と目覚めなかったら…。
心細くて…怖い。
『私を残してね』というつぶやきの真意。
『中見が眠れないのにも何か意味があるのかもしれないな』という倉敷先生の言葉。
俺の不眠にも意味がある？ なら俺に出来ることは何だ？
「君は放課後インソムニア／第６話・走り星｜第７話・花火星」（2023年5月15日22日深夜テレビ東京放送／守泰佑、藤代和也演出）
流星群観測会に向けて本格始動した天文部ですが、何をするにも２馬力では…。
中見も曲も絶望的に絵心ゼロ。ポスター作りでまず挫折。
美術部の野々を（課題モデルになる事を条件に）口説き落として力作完成。
中見の半裸を見て赤面する野々さん。可愛いです。
町内の掲示可能場所（生徒会・受川大活躍。←他に類を見ないイイ奴）に貼り出し、夏祭り＆花火大会でビラ配り。
ビラ配り助っ人へのお礼は花火大会時の校舎屋上開放（倉敷先生グッジョブ）。
分担作業終えて校舎に急ぐ中見の前に現れたのは浴衣に着替えた曲。
≪いつのまにか眠ってしまったのか？夢の中にいるみたいだ≫
花火は青春。鉄板イベント。そのうち花火大会選手権でもやろうかしら。
盛況終了解散。天文部は写真データ移行と後片づけ。
ここで曲の不眠の原因を知る中見。
『夜、不安になったら、俺に話せよ。いつでも聞くからさ。どんなに遅い時間でも、何曜日でも、曲が眠れるまで、ずっと寝ずに、不安じゃなくなるまで話聞くよ。だって俺、寝るの超下手だから。だから…泣くなって』
かっこいいぞ、中見！
でもいざ通話となると指が迷う。曲家には薄壁１枚向こうに帰省中の姉も。
そこでアイデア。音声配信アプリ。
「曲だけ聞けるラジオ」を開設。一方通行ではありますが、聴くだけなら家族を気にする必要はありません。
触発された曲も「中見だけ聞けるラジオ」開局。布団被ってウィスパーボイス。
やがて囁きが寝息に。
≪曲が眠った！≫
その寝息をBGMに眠りにつく中見。
何か久しぶりだなあ。こんな透明感のある恋愛もの。
GOODNIGHT。
余談ですが海外配信版は「私の写真も撮ってね」に続く「私を残してね」の英語字幕が「Leave a trace of me behind」になっていましたが、それ意味違くね？ これだと「俺を残して先に行け」的ニュアンスにならね？
おまけ
第６話の（中見の「曲と二人で撮影合宿に行く」という言葉にあれこれ妄想滾らせて赤面する恋愛奥手の）白丸先輩。
そうです、私は白丸先輩推しです。
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★本日５月25日はスコーピオンズのリードヴォーカル、クラウス・マイネ（1948～）の誕生日（75歳！おめでとうございます！）
ホラーからアクションからサントラ引っ張りだこのバンドですが、今回は私的お薦めの1枚とバンドの歴史を凝縮した奇跡の一夜を記録したライブ映像を。
