『ぎゃあ~かわいい!』
高田姉、本日の西村さん着せ替えイベントは浴衣。
鼻血を出しながらJSの写真を撮りまくるJCとは…。
雪子さん、自分のお古を太陽に着せたりしているみたいだから、潜在的シスコン願望もあるのでしょう。とは言え実態はブラコンなので、まあ、普通に変態ですね。
浴衣に身を包んだ二人が出向いた先は雪子の通う中学校(園辺野中学校。英訳は「That-There Middle School。あー「そのへんの」ね)の文化祭。
雪子さんは(出店しているカフェか何かの)自称・美少女看板娘なので基本店番。
文化祭は太陽と西村さん、二人で回ることに。
≪二人だけって…それって…何だか…デート、みたい≫
そう、誰の目から見てもデート。北川君の目から見てもデート。
後日、死神とデートしてただろう?とからかって来ますが、高田君のリアクションは
『最初(のデートの相手が)が西村さんで嬉しい!』
お前らがデートしていた事を学校中にいいふらす、という脅しには、
『それはちょっと…自慢になっちゃう』
ヘナヘナと腰が砕ける北川トリオ。君ら完全に高田理論に翻弄されるのクセになってるだろ。
実はこのシーン、物陰に隠れていた西村さんの描写👇がカットされておりました。
割と美味しい場面なので、本編に組み込んで欲しかったです。
「事情を知らない転校生がグイグイくる。/第8話・浴衣とジャングルジムとギプス」(2023年5月28日TOKYO MX放送/影山楙倫-かげやましげのり-監督)
季節は秋。中学が文化祭なら、小学校は運動会。50m走校内ダントツ1位のタイムを誇る高田君にとっては見せ場イベント。
自分は足も遅いし、クラスのためになる事はできない、と言う西村さんを回転ジャングルジムに誘う高田くん。
正式名称何て言うのかしらと思ったら、本当に「回転ジャングルジム」のようで。
地域によっては「メリーゴーランド」「地球儀」「グローブジャングル」とも言うそうですが、折角なのでこの機会に高田くんに因んで「魔宮ダークダンサー」とかにしてみたらどうでしょう。
ただ、この魔宮ダークダンサー、2004年に大阪府内の公園で、遊んでいた児童2人が指を切断する事故が発生したため、危険遊具と看做され撤去が進んでおり、今や絶滅危惧種になっているんだそうです。
という不穏な前振りで本編戻って。
西村さんの手を引きながら、ダークダンサーのてっぺんに上がる高田くん。頂上からは海を背景に市街が一望(この学校、滅茶高台にあるみたいです)。
いざおりようとした際、一陣の海風が。煽られてバランスを崩す西村さん。そのまま…
『危ない!』
手を伸ばすも届かず。高田君もジャンプ(クラリスを助けるルパンのようだ)。
自らの腕をクッションとして西村さんの衝撃を和らげましたが、全体重を引き受けた右腕の負荷は半端なく、嫌ぁな音を発して骨すっきりぽっきり真っ二つ。
高田ギャン泣き。そらね、小学生が骨折ったらギャン泣きしますわね。
居合わせた日野君、安達さん(が呼びに行った先生)の介助で病院へ。
待合で葬式状態の西村父娘の前に現れたのは…
『西村茜ちゃん? 始めまして~太陽の母です。よろしくね』
明るい。文字通り太陽神。そして遺伝子濃い!
幸いなことに太陽の骨は綺麗に折れていた(治癒が早く、くっつけばより強固になる)ようで。滝のように涙を流す西村さんに、
『ありがとうね、太陽の為に泣いてくれて』
高田くんが落ち込んでいたら私が元気づけなければ、と静かに決心して登校した西村さんでしたが…
『西村さーん、見て見て僕の腕。ダークドラゴンを封印してるみたい』
滅茶苦茶元気な高田くんでした。
中二にとってギプスってギアとかプロテクターとかと同義でしょうし、攻撃と防御を同時に可能にするマジックアイテムですからね。気分もあがろうってもんです(「鎮まれ、俺の右腕!」ごっこもできますし)。
果たして運動会までに完治するのでしょうか。ここはヒーローの決め台詞「待たせたな」で駆けつけて欲しいものですが…。
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★本日5月30日は作曲家・大野雄二(1941~)の誕生日(82歳!おめでとうございます!)
初めて買ったサントラ・レコードは「犬神家の一族」でした。
あれこれ悩みましたが、この3本で如何でしょう。
★本日のTV放送【20:00~BS松竹東急/よる8銀座シネマ】