デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【10年後には出せるはず】事情を知らない転校生がグイグイくる。♯11-13【エクトプラズムを!】

『最近よく西村さんの事を考えちゃうんだ』

(恋じゃね? その顔は恋じゃね?)


『最近なんだかたまに胸がきゅーっとなるんだ』

(恋じゃん!そのパターンは恋じゃん!)


しかし高田くんは「死神の呪い」で納得&狂喜。

(何でそうなるんだよー男子!恋だろー!)


『実は最近、高田くんといると胸がぎゅーっとなるの』

(はい恋!恋!恋!恋で解決ぅ!あーもどかしい!)


相思相愛なのに…(せめて好きを自覚すれば「両片思い」になるのに…)

安達さんのもやもやは続く。

「事情を知らない転校生がグイグイくる。/第13話・10年後も、今日も」(2023年7月2日TOKYO MX放送/神谷マキ演出)

クリスマスパーティの買い出しの最中、姉の友達の香澄お姉ちゃんのキスシーン(相手は同じ中学の先輩)を目撃して以来、妙に互いを意識するようになってしまった高田くんと西村さん(11話・12話)。


しかし、その感情の正体には気づけず。ただひとり、安達さんだけがもどかしさ抱えて悶々と。

今日の図画(美術?)のお題は「想像力を働かせて10年後の自分を描く」

高田くんが描いたのは、大人になって魔槍ダークダンサーを手に入れた自分。勿論隣には西村さん。理由は「(10年後も)ずっと一緒にいたいから」


よく見ると西村さんの両肩部分に謎の白い物体が。

『高田くん、これは何?』

『これは西村さんのエクトプラズム!』

『私の…え!?』

『西村さんのエクトプラズム!』(大切な事なので2回言いました)

10年後にはこれくらい出せないと。でもエクトプラズムってこんなん👇だぞ。出してほしいか、西村さんに。


今回は(まぁ最終回なんですが)ホラーチックな小道具が随所に。

ペットの自動餌やり器のタイマーを利用したG爆弾(教室内大パニック)。


Gと言えばロメロのクリープショー」第5話「奴らは群がり寄ってくる」


10年後の西村さんが出しているらしいエクトプラズム。

邦題がまんまの「エクトプラズム/怨霊の棲む家」は如何でしょう。


そして、西村さんからのメールは20人以上の人に拡散しないといけない「不幸の(死神の?)手紙」

携帯使った現代版不幸の手紙なら「デス・アプリ 死へのカウントダウン」を。


西村さんからのメールは高田くんのハイテンション撹拌によって、いつの間にか「西村さんからメッセージが届くと幸せになる」という明るい都市伝説に。

1期は正月明けて新学期、という所で幕となりましたが、6年進級までにはまだ恋の大一番が残っています。

2期を期待して待つ事にいたしましょう。

 

 

 

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追悼:アラン・アーキン

アラン・アーキンがお亡くなりになりました。

6月29日。カリフォルニア州の自宅にて。89歳。

晩年の頑固爺ぶりが遺憾なく発揮されたこの2本を。

 

★本日のTV放送【13:40~テレビ東京午後のロードショー