『何でそうなるのよ!?(泣)』
『何でじゃー!(怒)』
ここ一番の攻撃が全て(時に破壊力を増して)ベクトル変換されて返ってくる独り一方通行(アクセラレータ)、笠原すみれ。
その自爆っぷりは最早「芸」の域。
更に磨きがかかって2学期突入です。
「事情を知らない転校生がグイグイくる。/第6話・席替えとクラス委員と新しいともだち」(2023年5月14日TOKYO MX放送/松本マサユキ演出)
今日から2学期。ちょっと髪型を変えて≪おさげ≫にしてみた西村さん。
一瞬でその事に気付いて褒めちぎる高田くん(西村攻略に死角なし)。
学校では早速、北川くんが「死神にそんな髪型似合よねぇよ」といちゃもんをつけてきますが、勿論、高田くんに通じるはずもなく。
『死神には全然似合わないはずの髪型が、こんなに似合ってるんだよ!それって本当に可愛い女の子だって事だもんね!』
この相手のいちゃもんを反論せずに受け入れ与件とするものの、更に巨大な揺るぎない大前提「西村さんは可愛い」との不整合を認識したうえで、西村さん=法則を無効化するほど可愛い、を引き出す変則3段論法。
北川もいい加減、単純否定の通用しない相手だって事に気付けよ。
『今日、頑張って良かった!』
さて、「僕の心のヤバイやつ」に続いてこちらも席替え。
窓側最後列はヒロイン(たまに主人公)の指定席。西村さんの隣は宇宙の法則で高田くん。
≪高田くんが隣にいるだけで、学校が楽しくなるのはなんでだろう≫
『西村さんの隣にいるだけで、学校がもぉーっと楽しくなるのって何でだろうね』
心を読まれたかのような台詞に赤面&蒸気放出。
もう≪プシュー≫って擬音のプレート持つ人が常に後ろにいてほしいくらい。
こんな👇感じで。
席が決まったらクラス委員の選出。
またしても北川くんの余計な推薦(?)で西村さんが候補に。
すかさず高田くんも立候補。
ここで笠原さんの友人(クレジットから察するに黒川純子)が
『笠原さん、いいの? このままだと西村さんに高田くんとられちゃうよ』
やはり笠原さんは高田LOVEだったんですねえ。
『よく考えてみなよ。これって高田君とペアになれるチャンスじゃん』
悪魔の囁き。勝負に出た笠原さんが『私もやってみたいです、クラス委員』
クラス委員の定員は二人。誰が降りるかは当人同士の話し合いで。
何とか西村さんを降ろしたい笠原さんが、能力不足(どん臭い)、人望不足、人気不足、様々な切り口で西村不適格論を繰り広げますが、勿論高田くんに通じるはずもなく。
『西村さん全然友達いないじゃん』というトドメの一撃にも、
『あ、そうなの!? じゃあ今だけは僕が独り占めできちゃうね。やったー!いや二人占めか。日野くんも友達だし』
という巧みな論点ずらしでボジティブ変換。
≪ああ、もう!新学期早々グイグイくる…≫
『2学期も夏休みみたいにたくさん遊んで、もっともっと仲良くなりたいよね!』
夏休み、一度も高田くんを遊びに誘えなかった笠原さんにとっては痛恨の一撃。
『分かったわよ、だったら二人でやればいいじゃない!』
半ば不貞腐れて候補を降りようとした笠原さんですが、
『いやいや、僕はゆずるって』
『なにー!!!???』
完全にダチョウ倶楽部のネタ(どうぞどうぞ)じゃないですか。
結局、クラス委員は笠原&西村コンビに(枠はあくまで人数だけで性別は関係ないんですね)。
新学期を祝う盛大な笠原バックドロップでした。
後半は日野くんの誕生日を高田くんがサプライズ・パーティでお祝いする話。
日野くんに惚れている幼馴染・安達海美(あだち うみ)参戦会でもあります。
パーティは思いの外、参加者多数(しかも女子率高し)!
日野くんって、どこまでもマイペース貫き型で、高田くんは例外的親友なのかと思っておりましたが、人望あるじゃん。
あと転校生と言う立場にも関わらず、サプライズ・パーティにこれだけの人を呼べる高田くんのコミュ力も大したものです。
実はこの二人って最強タッグなんじゃ?
これを機会に安達さんと西村さん(安達とにしむら)は「茜ちゃん」「海美ちゃん」と呼び合う友達になりました(よし、エピタイ全回収)。
西村さんに新しい友達が増えていくのは実に嬉しいことです。
古見さんのようなアドバンテージ(人と交われないだけで、何故かアイドルとしての人気は確立している)が無い分、見守りに力がこもります。
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★本日5月16日はダニー・トレホ(1944~)の誕生日(79歳!おめでとうございます!)
他の追随を許さない特殊過ぎる立ち位置!
近年は顔貸し名前貸し、一瞬の見せ場で即撤退というヒット&アウェイ大作戦を展開しております。
今回はそんな「やり逃げ企画」をひとつふたつみっつ。