デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【百合告白キマシ!…からの】この素晴らしい世界に爆焔を!#12【公開羞恥プレイ】

『それは始まりの炎、それは終わりの炎、現在・過去・未来、万象を超える禁断の力。炎よ、我は破壊者…』

『まったくよう…本調子なら何とか耐えられたかもしれないんだぜ。昨日、アホみたいに硬いクルセイダー短パンの盗賊おかしな二人組に襲われなきゃな。その腹いせに街に襲撃をかけようとしたら、城壁の工事をしていた変な女にいきなり極悪の破魔魔法をぶちかまされてよ…』

アホみたいに硬いクルセイダーと短パンの盗賊と城壁の工事をしていた変な女…。ホーストさん昨日一日でこの3人相手にしたんですか。

それはもうご愁傷様としか…。

『エクスプロージョン!』

『けえ…残機が一機減っちまうじゃねえか。まいったなぁ。この流れだと、いつか本当にあのガキんちょに呼び出されて使役されちまいそうだ』

ホーストさんに暫しの休息を。

ゆんゆんに羞恥プレイから立ち直る時間を。

そしてジャージと青髪の冒険者に新しい仲間を。

この素晴らしい世界に爆焔を!/第12話(最終回)・この素晴らしい世界に爆焔を!(2023年6月21日深夜TOKYO MX放送/安川央里演出)

めぐみんの使い魔ちょむすけ(見た目は猫に似た黒い毛玉だが、実体は暴虐の魔獣ウォルバク)を探してアクセルの街近くにやって来た上位悪魔ホースト

ホースト討伐隊として組織された冒険者パーティは揃って返り討ち。

魔剣の勇者(ミツルギさんですね)も瞬殺、頼みの綱の「一部を除いたステータスが飛びぬけて高い超優秀な青髪のアークプリースト」は依然所在不明。

万策尽きましたが、だからと言ってちょむすけを渡すわけにはいきません。

売られた喧嘩は買うのが紅魔族。

まずは軍資金。いきなり1千万エリスという大金を確保してきためぐみん

うぉおい、その金一体どこから? ついに身体で稼いだか、それにしても高すぎねぇかと思いましたが、これセシリーがアルカンレティアから持ってきた教団のお金ですね。


その金、ゆんゆんに渡して「魔道具店に行って使えそうなアイテムを片っ端から買ってきて」と依頼。

あーでもこの街の魔道具屋さんって…。

めぐみんのザル作戦(ちょうむすけの匂いをつけたぬいぐるみを餌にホーストをおびき出し、ステルス魔法で近づいて爆裂一撃)では勝てないと感じたゆんゆんが独自に協力者を募り、めぐみんにスリープかけて一足先に追撃開始。

その際、めぐみんの枕元で思いのたけを(百合告白キマシ!


翌朝、目覚めためぐみんが慌てて追いかけたら、結構いい勝負を展開中。

やられそうになっている所を助けるなら見せ場になりますが、勝ち馬に乗ったのでは面白くない…からステルスしながら暫く静観。

ゆんゆんの切り札は「パラライズ」。相手を麻痺させて動きを止める魔法で本来、悪魔には効かないのですが、効能を倍化させる特殊ポーションを飲んで放ったため、見事ホースト硬直。

しかし、このポーションには恐ろしい落とし穴が…。

『これはパラライズの威力と効果範囲を問答無用で強化するポーションなんですよ!』

効果範囲を問答無用で強化…つまり相手だけでなく自分もその効果範囲に含んでしまうという…。

そうですよね、ポンコツ店主が仕入れて来るワケあり商品ですからね。

お見合いしたまま動けなくなったゆんゆんとホースト

ここが出番と察しためぐみんが崖の上から姿を現し…。

『みなさん、動けないのですか?(中略)昨夜私は日課である爆裂魔法を唱えるのを忘れ起き出そうとしていたところ、何者かにスリープの魔法で眠らされ…』

いきなりの暴露。


『起きてたの!? あの時起きてたの? おおお起きてたのなら言ってよ!一体いつから起きてたの!? どこから聞いてたの!?』

『いつからと言うなら、部屋のドアをアンロックで解除し、めぐみん、起きてる?と聞いてきたところからですかね』

『いやぁああぁぁ!!』

『誰も聞いていない状況だと、今のめぐみんはかっこいいし、凄いと思うよ、とか言っちゃう恥ずかしい子ですが…』

『いやぁああぁぁ!!』

『あなたは私の一番大切な友達だから…ええ、こんな事をつぶやかれては…私も黙っているわけにはいきませんからねぇ!』

『殺してぇ! 身動き取れなくて逃げられもせず、自害も出来ないなら楽にしてよぉ!もう生きていけない! いっそ殺してぇ!!』


身動きとれないってのは緊縛状態と同義。ドS満開公開羞恥プレイ。ゆんゆんの絶叫が滅茶苦茶そそります。

ひとしきり楽しんだところで爆裂魔法の御開帳。

消滅するホーストの気配を察する紅魔の里のこめっこ。やがてホーストを使役することになるガキんちょです。


ところで、残魔力ゼロのめぐみんと、パラライズで動けないゆんゆんと、ホーストに蹴散らされた冒険者たち、一体誰が誰を背負ってアクセルの街に戻ったんでしょうねえ。

上級魔法取得のための旅に出るゆんゆんと別れ、ソロに戻っためぐみん

上位悪魔討伐という快挙を成し遂げたのに、やはり迎え入れてくれるパーティはなく。

ふと見上げた掲示板に…。

≪急募。アットホームで和気あいあいとしたパーティです。毎日がハッピーですよ。病気が治ってモテモテになりました。上級職の冒険者に限ります≫

怪しさ満開な募集告知。いったいどこのパーティだろう?

振り向けば見覚えのある二人組。

『この邂逅は世界が選択せし定め。私はあなたがたのような人の出現を待ち望んでいた!我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操る者!』

遂に顔出し。アクア&カズマ。


プリクエルはミッシングリンクが繋がった瞬間にこそ(その瞬間だけに?)カタルシスが存在します。

ようやく本編に合流いたしました。直後の展開は1期2期で。更なるお話は、そう、こちら👇で。


今回、ふと気が向いて劇場版「紅伝説」を再見したのですが、いやあ、全編居合斬りのような高密度ギャグの連発に改めて圧倒されました。

やはりカズマあっての、そしてアクアあっても「このすば」です。

放送時期がいつになるのかまだ分かりませんが、期待しております。

 

★ご参考

 

 

 

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★本日6月23日は「寡婦の日」。

寡婦(かふ:widow)。即ち「未亡人」。国際デーは、全ての年齢の、そして地域や文化を超えた寡婦の状況(貧困、追放、暴力、ホームレスな状態、不健康、法と慣習における差別etc.)を特別に認識することを目的としている…んだそうです。

趣旨との乖離が甚だしいにも程がありますが、未亡人と言えば、