『えっちなのって悪い事じゃないよ。それに多分結月お姉ちゃんもえっちだよ。ムッツリな方のえっちだよ』
明光が悪い人ではないと最初に見抜いた三女・海月。
人間だもの。みんなえっちでみんないい。
「てんぷる/第2話・えっちなのって悪いことじゃないよ?」(2023年7月15日深夜TOKYO MX放送/峯友則演出)
代々女好きという血縁の呪いを断ち切るために出家しようとした赤神明光21歳大学生。
しかし、住職の叔父に紹介された三日月寺は男子禁制の尼寺。
しかも、そこは父・春風が2000万借金した挙句返さずバックレた因縁の寺。
誤解の波状攻撃の末、長女・結月は、明光を借金返済のための無償肉体労働者として寺に住み込ませる事に。
初回ラッキースケベの餌食となった二女・月夜と三日月寺にホームステイ中のミアは反対大合唱でしたが、結月はチョップ1発でこれを制圧。
結月チョップは岩砕く。
何か良い感じの結月と明光に危機感MAXな月夜らは明光追い出し緊急会議。ここに現住職・嬉々が(名前の通り嬉々として)割り込み。
『お色気作戦しかなかろう』
『赤神を誘惑し、乗って来たら追い出してしまえ。結月もそれを見ればさすがに怒るだろう』
『なるほど。で、誰が誘惑するわけ?』
『この中でカラダが一番エロい奴だ』
満場一致で月夜に決定。似たような展開を前期「女神のカフェテラス」第1話で観たような気もいたしますが、そこは流して。
翌朝から寺男として働き始めた明光ですが、これがすげーポテンシャル。
墓含む寺全体の掃除を瞬時に終わらせて朝食の支度。
寝起き結月の無防備姿に煩悩炸裂して一品丸焦げはご愛敬。
取りあえず朝飯に難癖つけて、と勢い込んで来た月夜ですが、一口食べて、
『うっめぇえええ!!!』
料理至高、掃除完璧、会計ソフトばっちり(帳簿の間違い指摘して修正)、ならば修行、滝行だ。
滝は無いのでぶっといホースで代替(いやこれ、屋根の上でホース支えている月夜の方がキツいだろ。あとその水どこから引いて来た?)。
流石の荒行(?)に限界目前な明光でしたが、通りかかった制服姿の結月見て覚醒。
《な、なんだ?体に熱が戻った。まさかこれが…悟り!?》チガウ。
滝行作戦も失敗。もうこうなったら本当にお色気作戦しか…。
明光入浴中の脱衣所で待ち構える月夜ですが、明光の全裸を見たショックで服脱ぐタイミングを間違えて。
更にお約束過ぎるラッキースケベが重なりついでに唇も重なって。
そこを(予め月夜に呼び出されていた)結月に目撃されて…。
月夜同様、明光の全裸を目撃した結月はその一部が脳裏に焼き付いてしまい…。
一方、醜態を恥じた明光は寺を出て交番に自首(?)しますが相手にされず、元居たアパートは既に次の入居者の手に渡り、荷物は全て大家が処分。下痢腹に浣腸。
橋の下に即席段ボールハウスで黄昏ていた所を結月・月夜に発見されて無事保護。
月夜の手土産はキスの請求書500万(都合借金総額2500万円也)。
『初めてだったんだから、責任取れよな』
帰寺後、駄目押しのラッキースケベがあって幕。
次回のブリッジでミアが反撃の狼煙を上げてきましたが、待て待て、今日は結月のお見合い当日じゃないのか。ミアのエピはその後だべ。肝心のエピ飛ばしちゃマズイだろ。
ネットでは明光の声が合っていない(おっさん声で若々しさがない)と非難轟々。まぁ確かに少々野太くはありますが、慣れれば気にならないかな。
むしろもうちっと露出部分に力を入れてくれた方が嬉しいです。私は。
おまけ
其の壱:今回惜しくもカットされてしまった結月と嬉々さんの絡み。
其の弐:新しくなったEDから月夜、ミア、結月のセクシーポーズ。
☜ランキング投票です。初物でも500万は高くねぇか?と思った方はワンポチを。
★本日7月17日は凄いよ。丹波哲郎(1922)、工藤栄一(1929)、ドナルド・サザーランド(1935)、峰岸徹(1943)、北村一輝(1969)の誕生日にして、「ウルトラマン/第1話・ウルトラ作戦第1号」の放送日(1966)。
ここはやはり丹波先生に〆て頂きましょう。
まずは工藤監督との併せ技で「十三人の刺客」。
(レビューでは触れておりませんが)丹波先生の役どころは島田新左衛門に明石藩主・松平斉韶(まつだいら なりつぐ)暗殺部隊の結成を命じた筆頭老中・土井大炊頭(どい おおいのかみ)でした。
丹波印は数が多いので絞るのは至難の業ですが、今日はえいや!でこの3本。