『ね、涅槃が見えた…』
巨乳に埋もれて極楽幻視。
見てみたい、その景色。
「てんぷる/第5話・どう責任とってもらおうかな」(2023年8月5日深夜TOKYO MX放送/中川聡演出)
三日月寺の廃寺を阻止する(結月が尼になるまでの時間稼ぎをする)ための政略お見合いは、色々ありましたがとりあえず成功。
帰る手段をなくしてラブホに一泊した結月と赤神は、色々あった割りには何事もなく無事帰宅(朝帰り)。
一晩悶々と過ごした月夜は、お見合い成功を喜ぶよりも昨夜の二人の行動が気になって…。
原作では二人の会話に「ラブホ」の単語が混じっている事を聞き分けて「婚約成立当日に浮気!?」という疑心暗鬼に駆られた月夜と「婚約は双方合意で形だけ」を見抜かれまいとする赤神の攻防があるのですが、サクっと割愛。
この👆「赤神と月夜がクローゼットで押しくらまんじゅう」というお約束カットを楽しみにしていたのですが残念。
代わりに、ちょいと先のエピ「保健室パニック」が前倒し。
脱衣所で「半裸の月夜に覆いかぶさってKISS事件(全てアクシデントです)」の後、家出した赤神を河原で見つけて連れ戻す所を校内の誰かに目撃されて「月夜に男が出来た。その男は袈裟を着ていた」と噂に。
そんなの人違いに決まって…と視線を校庭に移すと、そこには月夜が忘れた弁当を届けに来た袈裟姿の赤神が。
ダッシュで教室を走り出て、赤神の秘孔を突いて気絶させた月夜は、赤神を引きずって保健室へ(状況的に目撃者大多数と思われますが、一応アンノウンコミック型マスクはしておりました)。
体調不良という事になっている月夜を見舞にクラスメイトが保健室に来ちゃったので咄嗟に同衾。
あれこれ誤魔化しているうちに、赤神が月夜の服に顔を突っ込み、そこを上から押さえつけられる形になって巨乳圧迫窒息。空気を求めた赤神が月夜の胸元を激しく吸引。
ようやく解放された時の一言が
『ね、涅槃が見えた…』
沖雅也さんは元気にしておられましたでしょうか。
この後、月夜の弓道部休部の原因となった結月の弓道部退部に関する大いなる誤解(月夜は結月大好きが高じて「才能ある結月が寺を継ぐという茨の道を選択して退部した」とシスコン補正をしていたが、実態は「結月に弓の才はカケラもなく、寺を継ぐのは楽しい」)が解ける展開に。
実際、結月の弓は直進することも出来ず、器用に回転して地面に。
それでも「ゆづ姉かっこいい!」と盲目シスコンぶりを発揮する月夜。
『ちゃんと見てました? 今、脳筋なのに運動音痴という奇跡を目撃したんですよ!?』
脳筋なのに運動音痴という奇跡! うん、そりゃ確かに奇跡ですね。
〆はお約束の「脱衣所ばったり」(何故か全裸率は赤神の方が高い)。
『なんでこんなに色々してくれたの?』
ドア越しの月夜の問い。
『家の事情でやりたい事が出来ないという状況が、ちょっと嫌だったから』
そして、
『とにかく俺は、幸せにしたかったんだと思います。月夜さんを』
はい、墜ちました。
照れ隠しに保健室でつけられた胸元のキスマークの責任追及(顔面いたずら書きで手打ち)。
翌日はお弁当をわざと忘れて赤神に届けさせ、弓道部員の前で「家族」と紹介。
まあ、最終的に夫とか義兄とかになれば問題なく家族ですし、間違ってはいませんね。
★本日8月7日は、アレクサンドル・アジャ監督(1978~)の誕生日(おめでとうございます!)
必殺リメイク2本立てをどうぞ。
★本日のTV放送❶【13:40~テレビ東京/午後のロードショー】
★本日のTV放送❷【19:00~BSテレ東/シネマクラッシュ】