『私、喉ぼとけフェチだったのよ!赤神のもっこり具合、最高だったわ!』
まさか一晩中、喉ぼとけを凝視されていたとは。私も一度、こんな褒められ方をされてみたい。
「てんぷる/第7話・パンツは何色だ?」(2023年8月19日深夜TOKYO MX放送/熨斗谷充孝演出)
本格的に開始された「得度」の準備。
大切なのは下着の色。元来、修業とは身も心も真っ白な状態に戻すためのもの。当然、飾り気のない「白」以外認める訳にはいかない。もし、白い下着の持ち合わせがないのなら…。
『では仕方がない。今日は全員下着を着用せずに修行を行う』
ノーパンノーブラ爆乳もっこり。悟りへの道は遠い。
☆得度のために其の壱「座禅」。
心穏やかに無我の境地を彷徨う赤神でしたが、左右の二人が肩を打たれる度に煩悩が震える揺れる跳ねる(嬌声SE付き。ピシ!ボヨン!はぁん!で1クール)。
☆得度のために其の弐「写経」。
まるで行書体フォントのような美しい写経をこなす赤神。対する結月のそれはボールドの入った勇壮な…って赤神と結月でお手本違くね?
赤神のは漢字ですが、結月のは梵字じゃん。
男らしいにも程がある結月に「筆の持ち方」を教えようとした赤神ですが、左斜め上からの視線の先には決壊寸前のたわわが。
『エロい!』
慌てて立ち上がろうとしたら机にぶつかり、ひっくり返った硯が赤神のノーパン股間に黒いシミを。
『ふ、拭いてあげるわよ。大丈夫だから。大丈夫だから』
ティッシュを持ってにじり寄るミアを制止した結月が何故か赤神だけを鉄拳制裁(ヤキモチポコポコパンチでしたが1発だけみぞおちにいいのが入っていました)。
夜は「修行中の寝床はひとり1畳」の鬼ルールに則ってピッタリ川の字。全員一睡もできず。
翌日は特別授業でサウナ。
『これはちょっとした荒療治だ。それぞれ雑念と向き合い、ついでに異性への耐性も身につけろ。そのためには…まあ、なんだ…経験しろ』
『何を!?』
しかし、溢れ出るのは雑念ばかり。
ここでミアが「喉ぼとけフェチ」である(事に気づいた)ことを告白。
最高のもっこり具合を持つ赤神自身、昨夜は、ミアと結月に挟まれて「朝までギンギン(眼と神経の話ね)」であったと告白。
結月はと言えば、雑念なんかないと言いつつ、いつか見てしまった赤神のリアルもっこりやラブホで観てしまったAV、更にその続きの妄想まで含めて爆発寸前。
得度への道は長く険しい。
嬉々さんの「経験しろ」を結月は「魔境(ゲーム用語ではない)を経験しろ」と理解しましたが、絶対違うと思います。
今回は外国人視聴者を喜ばせそうな仏教ネタがてんこ盛りでした。
- 警策(きょうさく)…座禅の時に邪念に囚われた者をシメ…あいや戒める棒の名前。いやあ、ずっと「精神注入棒」だと思っていました。
- 数珠…珠が108の本式とこれを整数で割った数の略式がある。仏式の結婚式では指輪ではなく数珠を交換する。
- 魔境…仏教用語。作中、結月の解説もありましたが、WIKIによれば「禅の修行者が中途半端に能力を覚醒した際に陥りやすい状態で、意識の拡張により自我が肥大し精神バランスを崩した状態のことを指す」んだそうです。一種のトランス状態ですね。
- 血縁と婚姻で繋がった集団を「親類」と呼ぶのに対し、宗派宗門で繋がっている集団を「法類」と呼ぶ。法類が集まるのが「法類会議」。3ヶ月後に三日月寺で行われる事が「決定」しているらしいのですが…。
果たしてその場で何が議論されるのか(一瞬「軍法会議」に見えたのは私だけではあるまい)。
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