『私の家名はボールドウィンと申します。ボールドウィン家はクリストフに連なる一族。光であるクリストフのために裏の仕事を担う影』
おっとこれは、
『我が伯爵家は代々お前たち大公家の「影」として謀略と暗殺を司り公国を支えてきたのだ』
じゃないですか。つまり、ミアはクラリスであったと。
ミアと共に三日月寺にやってきた謎の女、カグラが神秘のベールを脱ぎました（ついでにいろんなものも脱ぎました）。
「てんぷる／第8話・カメを見るとは縁起がいい」（2023年8月26日深夜TOKYO MX放送／アベユーイチ演出）
アベユーイチさんって、近年のウルトラマン（「ネクサス」「メビウス」「ギンガ」「X」「オーブ」）に横串で関わっている人ですね。
三日月寺にもやってきたクリスマス（表向きは忘年会）。どうせ精進料理と諦めていた結月らでしたが、赤神がバイトの伝手で用意したのは肉、肉、肉。
酒池はないが肉林は出来た。堪らず赤神に「結婚して」と懇願する海月（本気らしい）。
プレゼント交換は新日本プロレス直伝「綱引きマッチ」で。
『ミア、《プレゼントは私》は日本の伝統じゃない』
『なんですってー！』（カグラ、ちょっと来い）
結月想定分しか用意していなかった赤神と、自分がプレゼントだと思っていたミアは、月夜がその場で作った「なんでも言う事を聞く券」をプレゼントにしていざ綱引き。
月夜が引き当てたのは結月が用意したこけし。見るからにアレなこけしですが、背面にしっかり「強」「弱」の切り替えスイッチが。
おーい、結月、何でそれにした？ あとどこで買った？
結月が引き当てたのは海月の署名入り「婚姻届け」。
『赤神さんに貰って欲しかった…』（本気らしい）
『海月、あとで家族会議ね』
赤神、カグラ、ミアは自分のものを引き当ててしまったのでノーカン。
仕切り直しでカグラが提供したのが「温泉無料券」。
年中無休、24時間営業で混浴・家族風呂有り。三日月寺から至近の宿の超VIPチケットが全員分。
あからさまに怪しいですが、温泉の魅力には抗えず、即お出かけ。
着いてみれば、従業員土下座お出迎え、何故か奥で支配人らしき人が涙を流し…。
あからさまに怪し（以下略）。
勿論、全てはカグラの陰謀。目的は赤神の三日月寺追放。煩悩に逆らえずやらかしてしまうよう赤神を誘導しましたが、赤神の忍耐力と潔さ、女性陣の懐深さと寛容力の前に失敗。
ウェルカムドリンクと偽った精力剤「三日は絶倫」を飲んで制御不能の下半身となった赤神の御神体を見て衝撃を受けるミア、結月、月夜。
『年の瀬にカメを見るとは縁起がいい』（タイトル回収）
カグラの役割はクリストフ家（←人呼んでErotic Family）の命により、次期党首ミアが日本滞在中にErotic Queenとして覚醒する（具体的にはSex Friend100人作る）よう仕向けることでした。
しかし、ミアは赤神と結託して煩悩消滅修行に乗り出してしまい、異性としての認識も赤神ひとりに注いでしまうように。
これはアカン。何とか赤神を排除しないと…（←今ここ）。
カグラは特殊工作員としてくノ一レベルの英才教育を受けているようで、催眠術から性感テクまで駆使しますが、赤神は落ちず。
ならばとカグラが出して来た交換条件。もし三日月寺から出て行ってくれたら、
- 赤神の借金全額肩代わり。
- 本堂の修繕費全額肩代わり。
ボールドウィン家にとって2千万3千万の金は必要経費なんでしょう（温泉宿も金にモノ言わせて完全貸し切りにしたみたいですし）
赤神の借金はさておき、本堂修繕は焦眉の急。
3ヶ月後に開催される「法類会議」。それは結月の得度式も兼ねるので開催場所は三日月寺。
得度式は法類による寺の査察も兼ねるので、ガムテープぐるぐる巻き御本尊は廃寺オープンリーチの超地雷。
さて、どうする、赤神明光？
おまけ
ミアのおっぱいを揉みほぐす嬉々と、月夜の胸を「よこせ！」と鷲掴む海月。
『いけないいけない。悟りの道から外れてしまう』
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★本日8月28日はロバート・ショウ（1927～1978）の命日。
ロバート・ショウ×ウォルター・マッソー。「地味って言うな、渋いって言え」なこの1本を。
★本日のTV放送【19:00～BSテレ東／シネマクラッシュ】
