『弟よ、しおりん先輩の画像くれ』
休日。目覚めれば姉が騎乗位。
独り暮らしの弟のベッドに覆いかぶさって何をしている篠崎豊。
『しおりんのまふまふが忘れられん!いつでも画像を見てエアまふまふを堪能したい…』
エアまふまふ…。盗撮に走らなかったのは褒めてやるが、公式素材入手のハードルは高いぞ。
「うちの会社の小さい先輩の話/第7話・本当にいらないんですか?」(2023年8月26日深夜テレビ朝日放送/中橋朋文演出)
弟の彼女を愛でる、と言うのは姉の特権、あるいは共通項なのでしょうか。
こんな👇人もいましたしね。
前回、後半ストーリーのカンフル剤として投入された新キャラ、篠崎姉・豊さん。
ブレーキも安全装置も未装着のポンコツ姉さんです。
ちょいと不本意な残業を強いられてしまった早川さんを労おうと行きつけの店に案内した主任。
無自覚にフラグを立てまくる主任に早川さんがドギマギしているところへ、
『おや、聞き覚え離ある声だと思ったら…』
見上げれば衝立越しに篠崎豊。
『同僚に連れ出されたのだが、群れるのはどうも苦手でな。こっそり抜け出したのはいいものの…独りは独りで寂しいのだ』
何とフリーダムな行動原理。でも、分かります、その気持ち。
『というわけでご一緒してもよろしいだろうか?』
主任の隣に潜り込んできた豊でしたが、「早川×主任」を気にして早川側に移動。それを見た主任が「早川×豊」を気にして向かいの席に移動。全員が気の使い方を間違えています。
職場が近くだと言っていた豊ですが、勤務先は製薬会社でした(Dスマ竹製薬…捻り過ぎて元ネタが分からん! D=リポビタンDで大正製薬、スマ=SMAP×SMAPでロート製薬、竹=タケダ…か?)。
リケジョだったのか豊(凛々しくてポンコツ。これも一種のギャップ萌えか)。
白衣着るとほとんどサクラ先生ですね。
今回もう一人新キャラで広報課の石山くんが登場しました。
ハムスターのような可愛い系キャラデザと「憎めない」系演出がされておりましたが、いやあ、この人は駄目だわ。
テメーのケツを筋も通さず他部署の人間に拭かせるとか言語道断です。私なら確実にこいつの上司巻き込んで〆に行きます。
こういう「仕事できない、責任取らない、弱者を装い他人任せ」な人間が出て来るとそれだけで(怒りで)観る気をなくしてしまうので扱いは要注意です(「SHIROBAKO」3話切りの理由もこれ)。
あと豊の「弟よ」という呼び方、何か好きです。中の人は「夢見る男子」佐城楓なので、今期は姉さん2連発ですね。
★ご参考
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★本日8月29日は山下敦弘監督の誕生日(おめでとうございます!)
派手さはないけど、何故か心に引っ掛かる「関係性」を紡ぐのが巧い監督さんです。
今回はこの2本立てで。