デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【友達という免罪符】うちの会社の小さい先輩の話 ♯12(最終回)【ついでに春夏ヒロイン選手権】

『予定、いつでも空いてるって言ってたのに、行けない日あった。何故!?』

『そりゃよー、男の友情って奴よ』

急遽持ち上がった「G.Wに皆(篠崎同期+しおりん先輩)で遊園地」企画。

しかし、全員の予定が合う日は無し。

それは明らかに「二人だけで」行きたがっている奴にチャンスを与えるための男の友情。


お前良い奴だったんだな、山岸。

あといつの間に来栖朱莉(くるすあかり)とそんなに距離詰めた?

「うちの会社の小さい先輩の話/第12話・うちの会社の小さい先輩の話」(2023年9月30日テレビ朝日放送/加藤顕演出)

先輩に告白しようとした矢先「仲の良い先輩と後輩でいましょうね」という先制攻撃を喰らってしまった篠崎。

このままでは駄目だ。なんとか現状打破を。

『俺たちの関係って、このまま先輩と後輩のままなのかなって…』

先輩の回答は、

『今なら変わるのもいいと思います。例えば…その…お友達、とか』

お友達。それはプライベートなお付き合いのスタートライン。

友達と言う新たな関係性を喜ぶ二人…を陰から見つめる熱視線。


『二人は友達と言う免罪符を手に入れた…』

主任、再びの尊死(とうとし)。


晴れて「友達」という(仕事以外の話をしても許される)免罪符を手に入れた二人ですが、日常変わらず、共に異性とのお付き合い経験がないから次の一手が分からない袋小路に(え?って何君ら二人ともvirginだったの?)

まあ「ぼく勉」(真冬先生ルート)なんか、互いの想いを確認したと言うのに、この👇ていたらくでしたからね。


「不変」と書いて「どうにもならず」。


悩んでいた時に降って湧いた遊園地企画(名目上は「にゃ~太郎ランド」建設企画のための敵情視察)。

これを利用しない手はない。全員のスケジュールが合う日はありませんでしたが、先輩と二人なら…。

因みに「ぼく勉」でも、現状打開の一手は「遊園地デート」でした。

履いていく靴ひとつで悩みまくる先輩(今回タイトル画像ボツ案)。


はてさて、遊園地デートの首尾は…。

今期夏アニメはこれにて終了(正確にはまだ「ゾン100」が3話残っておりますが、いつ放送されるのかわかりません)。

という訳で振り返りも兼ねて、恒例「春夏ヒロイン選手権」を。

まずは本作から「うちの会社のオタクな同期」早川千夏。


続いて早川さんと同じ中の人による「夢見る男子は現実主義者」の素足派・芦田圭。


石川県の端っこからやって来た「スキップとローファー」岩倉美津未。


そして同じく石川県をまるごと聖地に格上げした「君は放課後インソムニアから白丸結先輩。


主人公・曲伊咲と迷いましたが、白丸推しを連呼してきたので責任取って。

ヒロイン呼びに若干躊躇する飛び道具ですが「Lv1魔王とワンルーム勇者」の魔王(のJKバージョン)。


まだ終わっていませんが「ゾン100」三日月閑(みかづき しずか)。

この人、最初は主人公アキラのアンチテーゼみたいなクールビューティーだったのに、後半やたらと表情が豊かになりましたね。


〆は「事情を知らない転校生がグイグイくる」西村さん。


次点で「僕の心のヤバイやつ」山田杏奈を。

では、2023秋の陣もお楽しみに。

 

 

 

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★本日10月2日は大滝秀治(1925~2012)の命日。

TV・銀幕出演作多数ですが、「特捜最前線/バラの花殺人事件」と並んでお気に入りなのが、

★そして本日はその必殺シリーズの前説とも言うべき「殺しの前口上」を担当した芥川隆行(1919~1990)の命日。お気に入り一番は、

★本日のTV放送【20:00~BS松竹東急/よる8銀座シネマ】

※4Kデジタル修復版だそうです。