『ケジメをつけに来たわ。ひ…一晩だけだからね』
深夜。急に重たくなった掛け布団。目を開ければ騎乗位ミアがこんばんは。
『罰ゲームを始めましょう』
視界を覆う逸品は巨大な圧となって…。
『コレが欲しかったんでしょう?』
求めよ、されば与えられん(←宗教が違う)。
「てんぷる/第3話・去勢してもらうわ」(2023年7月22日深夜TOKYO MX放送/熨斗谷充孝演出)
二女・月夜との確執は借金500万上乗せで手打ち(「お色気作戦」はカラ回りだったものの、アクシデントで唇を奪ってしまったのでキス代金500万が乗って総額2500万円に)。
寺に戻った明光らを待っていたのは三日月寺にホームステイ中のミア・クリストフ。
『この寺は堕落した!アカガミ、貴様のせいで! 勝負なさいアカガミ!この私と!』
決闘です。アカガミが負けたら去勢してもらう鬼条件。
『去勢!?…その手があったか!?』
確かに煩悩とオサラバする最短・確実な方法ではありますが…。
勝負種目は「百人一首」。ただし、ミアは付添人カグラに仕込まれた誤情報で「百人の命を救うために生贄とするひとりの首を決める日本の国技」と勘違い。盛大過ぎる横滑り。
結果、真剣勝負なのですが…ってその真剣二刀どこから持ってきた!?
当たれば死ぬ。しかし、ミアを傷つけるわけにはいかない。ならば、これに賭けるしか…。
秘技・白刃取り(←勿論、経験なんかない)。
振り被ったミアのほどけたサラシをカグラが引っ張ったせいで、爆乳が爆発。
≪乳が…爆ぜた!?≫
振り下された刀を受け止めようとした明光の両手はミアの爆乳を鷲掴み。
《これは…なんという逸品!》
ミアの頭も爆ぜて試合終了。罰ゲームはミアに。
『さあさあ、赤神さん、罰ゲームの内容を!』
何でそんなに嬉しそうなんだカグラ?
躊躇する明光に『じゃあ私が決めちゃいますねー』とカグラが持ち出してきたのが、古今東西の珍行・苦行を完全網羅したレア本「苦行全集」。
この中からランダムにひとつ選んで実行しようと(何故かミアもやる気満々)。
苦行全集だと!? あの中にはきっと煩悩を消滅させる苦行の数々が踊っているに違いない。欲しい!
この「その本が欲しい!」という明光の要望を「お前のおっぱいが欲しい」と勘違いしたミアが夜這い。
『ケジメをつけに来たわ。ひ…一晩だけだからね』
何と甘美な罰ゲーム。一瞬、煩悩の波に呑み込まれそうになった明光ですが、部屋の隅でビデオ撮りをしているカグラを見て正気に。
勘違いに気づいたミアが恥ずかしさのあまり逃走。行先が蔵と分かっているカグラが明光に先回りを指示。
ミアが入るのを確認して外から施錠。高校なら「体育倉庫」ですが、寺なら「蔵」。
鉄板のお約束。閉じ込められイベント「朝まで二人きり」開始です。
風邪を引くからと偶然見つけた毛布を差し出す明光にミアが狼狽拒絶。
『そんなに近づくと私、発情しちゃうぅ!』
な、なんですとぉ!?
「こんなはずじゃ」と涙ぐむミアにそっと毛布を被せてやる明光。
泣いている女の子の顔を隠してやるのは紳士の嗜みです。
ここでミアがクリストフ家は「好色一族(Erotic Family)」と呼ばれている事を告白。
常にイケメンの中心にあれ、という母の訓え。小学校入学時に「愛人100人出来るかな」とつぶやいたことが原因で周囲に引かれ孤立。
クリストフの名が知られていない地で、体内に流れる好色の血を断ち切るために日本の寺にやって来た。
余りに似通った境遇。滝のようにもらい泣きする明光。赤神一族の血の呪いを聞いて運命を感じるミア。
共に修行を!と打ち解けたタイミングを見計らってカグラ乱入。
『ここは朝まで修行タイムといきませんか?』
カグラの提案は「突射捨賭(ついすと)の行」(←原作表記)。
みんな大好きツイスターゲームですね(アニメでは登録商標が使えなかったようで「たつまきゲーム」になっておりました)。
『アカガミ、もっと奥まで!もっと奥まで手を入れるの!』(←この台詞、アニオリです)
男女があられもない格好で朝までくんずほぐれつ。
健全エロを差し込みたい時の定番ですね、ツイスター。ついでなので適用事例を見て見ましょう。
まずは「GJ部」。
羞恥心を持つ者と持たざる者の戦いでした(勿論勝者は「持たざる者」)。
もうひとつ「エロマンガ先生」。
水着で、というひとつ上行くシチュでした。
さて、来週は順番入れ替わった「お見合い回」。
廃寺を回避するための政略婚約は成功するのでしょうか?
☜ランキング投票です。結月・月夜・海月も加わったツイスターバトルロワイヤルが観たい方はワンポチを。
★本日7月24日は今川泰宏監督(1961~)の誕生日(おめでとうございます!)
今こそ見比べたいこの2作。