《早川千夏、22歳。会社員、入社1年目。うちの会社の上司にオタ活がバレました》
休日。会社とさほど離れていないコスプレ会場に急ぐ千夏を呼び止めたのは同じ課の主任、秋那千尋(あきなちひろ)。
とても私服ですとは言えない完全武装のコスプレ姿を上司に見られた…。
《終わった…何もかも》(by力石徹)
原作のコスプレはかなりきわど目でしたが、アニメでは可愛い系に補正されておりました。
九尾の狐キャラって一杯いそうで特定不能。千年戦争アイギスのカヨウとか?
社会人なのにオタ。コスプレ。絶対「キモイ」と言われると覚悟した千夏でしたが、主任の感想は『かっこいいね』。
『え?え?え? どこが?どこがかっこいいんですか?』
『生き様?』
更に続けて、
『あーでも、その恰好は《可愛い》かな』
天然フラグ立て師です主任(原作ままのコスプレだったら「その恰好は《エロい》かな」になっていたと思うので、補正は正解でした)。
『このことは内密に』『二人だけの秘密って事で』と口止めする仕草が半端無い破壊力。
もの凄い伏兵が現れました。
「うちの会社の小さい先輩の話/第4話・篠崎さんの事は、まだ…」(2023年7月29日深夜テレビ朝日放送/矢野孝典演出)
今回は全編早川千夏回。千夏のコスプレは主任の何かを揺さぶってしまったようで、アフター5のお誘いが。
お食事後、おずおずドキドキもじもじと切り出して来た主任の話、それは、
『僕もコスプレイベントに連れて行って欲しい!』
自身がコスプレしたいわけではなく、千夏の艶姿を写真に残したいというのが理由。
ゆとりある可処分所得にモノを言わせて高級一眼レフデジカメ購入済。
撮りたければ誰でも勝手に撮ればいいじゃないですか、という千夏に
『僕は、早川さんがいい』
天然フラグ立て(以下略)。
主任は人の恋路を見守るのが趣味なので、自身の事には興味がないのかもしれませんが、この二人、発展して欲しいです。
因みに早川さんはコミケ用BL同人誌も執筆している画伯でもあります(筋金入りですね)。
社内で唯一、早川さんのオタ活(但しBL本執筆のみ)を知っているのが篠崎くん。
主任にオタバレした事を相談するため篠崎に声を掛けた様子を見て「篠崎×早川」も脈在りか、と想像逞しくする主任(仕事しろよ)。
別の組み合わせもあるんじゃないですか?と口を挟んだ片瀬先輩の意図は「主任×早川」だったのですが、主任が思い浮かべたのは「片瀬×早川」。
それも尊いですね(片瀬先輩、ランチでしっかり早川さんにゴロにゃんしてましたし)。
後半はハロウィン。社内で「トリックorトリート」とかいい会社だなあ。
早川さんは主任に猫耳つけられて…。
休憩室に置かれたハロウィン用のお菓子。その中にあった洋酒入りチョコレートを食べた片瀬先輩が一粒でお約束にも程がある変貌。
そのまま早川さんに駆け寄ってチュ~。
今回は早川さんのコスプレ→社内で猫耳→洋酒チョコに酔った片瀬先輩と百合という見事な構成でした。
洋酒入りチョコ(主流はウィスキーボンボン)を食べた女子が単独もしくは集団で酩酊してえっちになるのはラブコメのお約束。
折角なので、印象的な場面をひとつふたつ。
まずは「GJ部」。
天使(あまつか)家の海外土産を食べた綺羅々が部員女子全員の唇を奪う快…あいや暴挙に。
続いて「冴えない彼女の育て方/第0話・愛と青春のサービス回」。
ゲームのロケハン旅行で英梨々の持参した英国土産を食べた加藤を除く女子全員(3名)が酩酊&ハイテンション化。唯一の男である倫也を拉致して女子部屋に連れ込んであんな事やこんな事(かなりヤバイ事されているっぽい)。
恐るべしウィスキーボンボン。
★ご参考
☜ランキング投票です。ウィスキーボンボン1個で酔う訳ねーだろ!と思う方はワンポチを。
★本日8月1日は脚本家・鎌田敏夫(1937~)の誕生日(おめでとうございます!)
青春ものから群像恋愛ものまで幅広い(?)守備範囲の方ですが、今回は物語の始まりと終わりを紡いだこちらを。
★本日のTV放送【13:40~テレビ東京/午後のロードショー】