『どしたの、みんな…』
『見ていいのかなって…無料で…』
『わかるわ…』
修学旅行。旅館。大浴場。視線の先には山田のたわわ。
『萌は折角なんでガン見しちゃお!』
『はい、1秒千円ね。千…2千…3千…』
それ見世物小屋とか大道芸人の口上だぞ。あと全裸でそのポーズはマズイぞ、ばやしこ。
「僕の心のヤバイやつ/第24話(2期12話)・僕は伝えたい」(2024年3月23日深夜テレビ朝日放送/江副仁美演出)
修学旅行回です。とある事情で修学旅行を欠席するつもりでいた山田ですが、市川が楽しみにしているのを知って(嘘を吐いて行かなかった林間学校のしおりを捨てずにとっているのを目にして)、参加する事に。
しかし、それはひとつの大きな夢を諦めることと同義。
山田の挙動不審に気づいてはいるものの、理由には思い至らない市川でしたが、初日の夜、ベランダで山田が台詞の練習をしているのを聞いてしまい…。
それは、山田の大好きな(そして山田から借りた市川も熟読している)コミック「君色オクターブ」の一節。
断片的に目にしてきたピースが市川の中で一つに。オーディションだ!
山田はそのチャンスを棒に振ろうとしている。恐らくは僕のために。
絶対にそんな事はさせない。なら、どうする!?
という「溜め回」。期待の全ては来週回し。なので今回は特別企画「修学旅行限定お風呂選手権」を。
仲良し女子が全裸で集合となれば、視線に先は発育女子もしくは好きな人の裸体凝視(なので足立の妄想👇はある意味正しい)。
大好きな人と露天風呂、でも近づけない、な嬉し恥ずかし入浴が「ひだまりスケッチ×ハニカム」第1話。
近づけないなんて羞恥を銀河の彼方に吹き飛ばし、面と向かって『おっぱい触ってもいい?』と迫る「古見さんはコミュ症です」第20話。
そのおっぱいが超えられぬ壁「胸囲の格差社会」として立ち塞がった「それでも歩は寄せてくる」第11話。
大浴場は悲喜こもごもです。
あと無理を承知で「安達としまむら」修学旅行入浴回は観てみたいです。
のぼせ恐れず湯あたり怯まず、必死&決死の表情でしまむらの裸体を観たいと懇願する安達にしまむらは…。
ないですよね、2期(いや3期までやらないとここに辿り着けないと思いますが…)。
おまけ
山田の元に走った市川。偶然、廊下に出ていた山田。出会えたのはいいのですが、担任の守屋先生に見つかってしまい…。
咄嗟にタオルを市川に被せて顔を隠し、身長差を利用してばやしこと言い張ったら、そのまま先生に女子部屋に押し込められ…。
更に布団の中に市川突っ込んで(どんどん言い訳の効かない状況になっている!)、絶体絶命、以下次回、という「引き」でした。
シチュが若干異なりますが、これって「ぼくたちは勉強ができない」問181のこれ👇(修学旅行で酔って男性教師部屋に迷い込んでしまった真冬先生を咄嗟にふとんの中に隠す)ですよね。
こんな所で足踏みしている時ではないぞ、市川。来週の大一番に備えて早く寝れ。
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