デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

死ぬまでに一度は言ってみたいセリフとは? 終末トレインどこへいく? #11

『虱(しらみ)潰しに行くしかないね!』

『何で偉そう?』

『リアルで虱潰しとか言うと思ってなかったから』

『ああ、この泥棒猫!とか冥途の土産、と一緒だね』

お前の目は節穴か?は1回言ってみたいな』

『人生で言ってない台詞、一杯あるよね』

ありますね、確かに。「俺の背後に立つな」とか「いいニュースと悪いニュースが…」とか「ここは俺に任せて先に行け!」とか「待たせたな、俺が来たからもう安心だ!」とか…。

因みに最後の奴はリアルで使った人がいます。とある撮影現場で景気よく遅刻して共演者・スタッフが待ちくたびれた所に颯爽と現れた丹波哲郎がこのセリフを吐いたそうです。丹波哲郎だけに許される治外法権な一言です。

「終末トレインどこへいく?/第11話・もう無理かな…」(2024年6月10日TOKYO MX放送/菅沼芙実彦・村川直哉演出)

遂に着いた池袋。遂に逢えた「池袋の女王」中富葉香。

しかし、葉香に昔の記憶なく、静留も撫子も玲美も晶も(ポチさんまで)認識できず(葉香のメンタルと7Gの力場が相互干渉しているっぽい)。


警備に追い立てられて一時撤退したものの、次に打つ手が分からない。

吾野に辿り着いて善治郎と再会したマコト先生からの通信(ゴーヤ式糸電話)で「オンになったままの7Gボタンを再び押してオフにすれば全てが元に戻るかも」という安直の佃煮アドバイスを得た静留らは7Gボタンを探すことに。


探索の協力者はゾンビ(とゾンビの女王・黒木美都)。彼女らもまた流浪の果てに池袋に辿り着いておりました。


どう探す7Gボタン。場所の特定ができない以上、手段はこれしかありません。

池袋ローラー作戦。そこで冒頭掲げた晶の『虱潰しに行くしかないね!』…からの「人生で言ってない台詞」。

死ぬまでに(特にビジネスの場面で)一度は言ってみたい台詞でまず思いつくのが、

『吐いた唾飲まんとけよ!』

次いで

『神輿が勝手に歩ける言うんなら、歩いてみないや!おう!?』

『ほんじゃったら、ワシらの顔はどう立ててくれるんですかのぉ、おお!?』

『ワシも格好つけにゃあならんですけぇ』

『牛の糞にも段々があるんやで。おどれとワシは五寸か!?』

『お前ら構わんけ、そこらの店ささらもさらにしちゃれや』

『戦争や、いてこましたれ』


とてつもなく偏ってますね(笑)。最初はアニメの名台詞を並べようと思っていたのですが、気が付けば殺伐流血大全集。

最後に何か心温まる台詞を…ありました。これもどこかで使いたい。

『迷惑もハローワークもあるかい!』

…ええっと「終末トレインどこへいく?」は次週最終回!わくわくです!(何というとってつけたような締め。満足です)

★名台詞はここいらへん参照。

 

 

 

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