『もしもしおばあちゃん? 今キャンプしとってな、皆でジンギスカン食べとるんやけど、何かうちのジンギスカンと全然味が違うんよ。それでな…先生が豚をジンギスカンダレに浸けたものも持って来てくれたんやけど…そっち焼いて食べたらうちのジンギスカンの味がするんよ!』
『あおい…遂に気付いてもうたか。実はうちのジンギスカンは昔からず~っと…豚肉や』
『お、おばあちゃん、うちらを騙しとったん?』
『あおい落ち着きぃや。こないな嘘は世の中にようある事や。知ってるか? 北海道で売っとる焼き鳥弁当は鳥やのうて豚が使われとんのやで』
確かに北海道の道南エリアで「やきとり」と言えば豚肉のことを指すそうです。
鶏のやきとりが欲しい時は「やきとり 鶏肉で」と注文するのが自然なんだそうで。
昔いた会社から徒歩数分で行けた老舗焼き鳥屋「秋田屋」は焼きとんで有名です(15:30開店なので17時に走って行っても満員で入れない)。
にしても犬山家のホラ吹きDNAの濃さと罪深さよ。
「ゆるキャン△ SEASON3/第12話・4月2日、花見キャンプ」(2024年6月20日TOKYO MX放送/登坂晋演出)
何かサブタイの付け方はが「ひだまりスケッチ」な最終回。
3期の締めイベントは「花見キャンプ」(略称は花キャンか)。
場所取りで前乗りしていた大垣千明。初のソロキャンでしたが、泊っているのは千明ひとり。外灯無し月光無し外に獣の気配…あり!
漆黒の闇の中に蠢くのは狸かハクビシンかカモシカか猿か猪か…熊か!?
この光景👇だけは見たくない!
しかも、間の悪い事に尿意が限界、秒読み開始。トイレまで20m。なりふり構わず走って立てこもるか。いやしかしあんな安普請なトイレ、野生の熊にかかったら…。
ビビりまくる千明でしたが、外で行われていたのは「猫の集会」でした。
安心安全放尿睡魔。朝日が昇って全員集合。
今回の料理当番は鳥羽先生。選んだメニューは焼肉(ジンギスカン)。
先生が仕入れに使った肉屋には「特殊肉(マンガ肉ではない)」も。
この中だと食べやすいのはやっぱりイノシシと鹿ですね。
五反田の焼ジビエ専門店「罠」にはヒグマやアナグマも入荷しています。
んで、先生が思わず買ってしまったのが…
カエル肉!
自主規制が掛かっていましたが、正解です。尻から腿にかけてのふくらみと筋繊維が素晴らしくカエル。
余りのグロさに分断して唐揚げ。
『普通に鶏のから揚げっぽくて美味しい…だけど、カエルという事実が脳裏にチラついて素直に味わえない』(リンちゃん)
別の世界ではカエル(ジャイアントトード)の唐揚げは街を代表する名物料理なのですが…。
文字通り「喰うか喰われるか」の関係。
折角なので特別企画「カエル映画選手権」を(何という行き当たりばったり。満足です)。
カエル映画と言えば、曼荼羅畑ではお馴染みの1本「吸血の群れ」。
そしてレビューは書いておりませんが、カエル映画NO.1はこれでしょう。
「マグノリア」(1999年/ポール・トーマス・アンダーソン監督)
ほとんどデウス・エクス・マキナな扱いで投入される夥しい数のカエル、カエル、カエル。
カエル嫌いの人にとっては全身怖気な恐怖映像だと思います。
目出度く焼肉(ラム&ポーク)にありついた面々(自宅の闇に触れてしまった犬山姉妹にとってはトラウマ宴会)。
春休みが明ければ進級進学新学期。
本栖高校にも新たな生徒が。来るのか野クルに新入生(いやその前にあるのか4期!?)。
★ご参考
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★本日のTV放送【18:00~BS日テレ】
※より業が深いのは犬山か犬神か!?