『…貴様、その方に手を出したら、どうなるか分かっているのか?死が欲しくなるほどの苦痛を、未来永劫味わい続けることになるぞ。それでもいいんだな』
最強の暗殺集団『竜生九子』第四子、白狼の雪(シュエ)。現在は横谷家のメイドにして自称16歳のなんちゃって女子高生、雪。
決して怒らせてはならない相手です。
「君は冥土様。/第5話・君の護りたいもの。」(2024年11月2日深夜TOKYO MX放送/濱田翔演出)
普通を求めて通い始めた私立小木曾高等学校。その保健室にいた臨時養護教諭・新田は雪と同業。最初に狙われたのは人好。
相手の目的が分からない以上、まずは人好の警護が最優先。しかし、警護体勢が…。
ならばと一工夫した結果が…。
『膝枕は私が動けませんので、添い寝で失礼いたします』
最適護衛姿勢、それは添い寝。守られたい、そのたわわに。
が、勝田ソースの匂いに気を取られた瞬間、新田(本名グレイス)に人好を奪われた雪。
勝ち誇る新田に放った氷の啖呵が冒頭の台詞。
人好を餌に雪を高校の校庭に呼び出した新田ですが、雪はトラップまみれのグラウンドを正面から強行突破。
人好にレーザー照準で狙いを付けたリモート・アサルトライフルの弾道をナイフで逸らし、新田に怒りのソバット一閃。
勝負あった…が…
『私はもう誰も殺さない。自分のせいで誰かを死なせたりもしない。これから何が起ころうと、私は私の意思で手に入れた普通を、全力で守り通してみせる』
《狙った獲物は逃がさない。地獄の果てまで追いかけて、どこに隠れようとも喉元を掻き切りにどこからともなく闇の中から現れる》と口伝された最強の殺し屋、白狼の雪(シュエ)が立てた不殺の誓い。
今、雪の人生に必要なものは、人好と李恋とあげもち太郎、そして勝田惣菜店の勝田ソース。
でも人好様がそれを望まないなら…黙って私は人好様の前から…
『ね、雪さん、俺に今度、護身術でも教えてよ』
『はい!私で良ければ』
帰ろう、我が家へ。
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★本日11月5日は「世界津波の日」。