
ヘンリー・マンシーニの景気がいいにも程がある豪快なテーマに乗ってハレー彗星飛来。
英米共同探査船チャーチルが彗星近くに漂う巨大な宇宙船を発見。
中を調べたらカプセルに入ったごっつゴージャスな裸男裸女が!
喜んで回収したものの何故か船は音信途絶して軌道離脱。
エライこっちゃと送られた捜索隊が見つけたのは船員の死体とカプセルに入ったごっつゴージャスな裸男裸女。
喜んで地球に持ち帰ったら、実はこいつら吸精鬼だったからさあ大変。
もうとにかくマチルダ・メイの裸女に尽きます。
発見時はもとより回収後も全裸。逃亡後も全裸。途中ちょっと服着るけどクライマックスでまた全裸。
素晴らしい!
そして演出が無駄に派手。
マチルダが研究所から逃亡する時も、ガラス1枚割れば外に出れるのにエントランスフロアのガラス全部を一気に粉砕、木っ端微塵。
マチルダに精気吸い取られた奴は干物になるが2時間後に復活、ただし一定時間内に他人の精気吸えないと体が崩れて大爆発。一旦精気吸えても2時間後に再吸引できないとやっぱり大爆発。
ロンドン市内はそんな奴らでごった返して大騒ぎ。
素晴らしい!
ロンドンがパニック状態になった瞬間にNATOが戒厳令敷いたりとか、細かい芸も見られるのですが、終わってみればマチルダ・メイのおっぱいしか記憶に残っていないからあら不思議。

ある意味似たような結末の「ミッション・トゥ・マーズ」が駄目駄目の烙印を押されているのに対し、こちらがどこか暖かく迎えられているのはひとえにマチルダ・メイのおっぱいがあるかないか、によるものと思われます。