デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

家よりも、役者が怖いぞパラサイコ~家

イメージ 1

パラサイコ・・・妙なる響きですね。

「オカルトももうパッとしねえなあ。何か新しい言葉作るべえ。パラノイア+サイコでパラサイコってのはどうだ?」

こんな事思いつくの東宝東和だけだと思ってましたが、ユナイトもやるもんです。「キャリー」に続くパラサイコ・シリーズ第2弾。

「家」(1976年/ダン・カーティス監督)

お話は簡単。古い豪邸でひと夏を過ごす一家が酷い目に逢う。

いや何が怖いって一家の顔面芸ですよ。

お父さんが、吸血狼男オリバー・リード、お母さんが航空機事故も吹き飛ばす絶叫スチュワーデス、カレン・ブラックマーダー・ライド・ショーのマザー・ファイアフライ最高!)、んで、おばあちゃんが虐待姉妹世界一のベティ・デイビス

この人たちの顔面芸・眼球芸の前では、家が何を喰って生きていようがもうどうでもいいです。

因みにパラサイコの第3弾は「オードリー・ローズ」。第4弾はありません。