西部開拓史+地底怪獣・・素晴らしい取り合わせです。
「トレマーズ4」( 2004年/S・S・ウィルソン監督)
すみません、1~3すっ飛ばしていきなり「4」です。
1889年のネバダ州。銀鉱山にグラボイズが出現して炭鉱夫17人を一気喰い!
皆が荷物をまとめて逃げ出す中、「帰る所なんかない」白人、ネイティブ、メキシカン、チャイニーズの訳あり混成部隊は腕利きのガンマンを雇ってグラボイズ殲滅を試みる!
1~3で大活躍するガンマニア、バート・ガンマーの曾祖父ハイラム・ガンマーが鉱山のオーナー役で登場。馬にも一人では乗れないヘタレ男が戦いを通じて「銃火器」に目覚めてゆきます。
武器は歴史に名を残す名銃の数々。口径2インチ・パントガンなんて化け物も登場。
4作目なんで、やっつけ仕事かと思いきや、意外にも丁寧な仕上がり。
スタンスは、地獄のサンタニコ誕生秘話を西部劇で描いた「フロム・ダスク・ティル・ドーン3」と同じですが、こっちの方がキャラが立ってますね。
『アラモだな』
『あの時は負けたがな』
『あんたらはね』
という白人とメキシコ人の会話が素敵です。1作目に繋がる小ネタも満載。