ダーレン・アロノフスキーがロボコップの新作を撮るそうです。アロノフスキーといえば、やはりこれ。
「レクイエム・フォー・ドリーム」(2000年/ダーレン・アロノフスキー監督)
お話は簡単。登場人物がひとり残らずクスリで人生まっさかさま。
正直、観ると軽い鬱状態になります。リーガンのその後を追ったのが「エクソシスト2」で、カラス神父とキンダーマン警部のその後を追ったのが「エクソシスト3」なら、これはクリス・マクニール(リーガンの母。エレン・バースティン)のその後を追った「裏エクソシスト4」です。
クスリという悪魔に魅入られた母(エレン)、息子(ジャレット・レト)、その恋人(ジェニファー・コネリー!)と友人(マーロン・ウェイアンズ)。
※ジェニファー・コネリーなんかクスリ欲しさに、あんなものをあんなところへ入れたりとアカデミー賞女優とは思えない大サービ、いや汚れ役を大熱演!
どんな逆境でも一発キメれば無問題なお気楽さと現実の折り合いがつかなくなった時の恐怖は、そんじょそこらのホラー映画の比ではありません。
バーホーベンの跡目を継ぐには適任かもしれません。新作ロボコップ、期待しております。
※追記:ダーレンのロボコップ企画は流れました。
※その代わり、エレン・バースティンが50年ぶりに「エクソシスト」のリブート版にクリス・マクニール役で出演するというニュースが飛び込んできました(2022.09.04)。
こちらはどうなりましょうか。