刑事ドラマの話が出たので、ちょっと横道。
刑事ドラマと言えば「西部警察」! 「西部警察」といえばショットガン!
所轄がショットガンぶっ放してる段階でこの世のものとは思えない番組ですが、使い方も負けず劣らず滅っ茶苦茶。
大門部長刑事の銃はどう見てもレミントン・ライアット・ショットガン。
ちょっと英和辞典でShotgunをひいてみましょう。
“散弾銃”
次に国語辞典で散弾をひいてみましょう。
“命中する確率を高めるため、多くの細かい弾があられのように飛び出す仕掛けに作った狩猟用の弾丸。ばらだま。”
大門さんはこの銃でヘリコプターから地上の犯人をダーン! 地上班全員に当たります。
大門さんこの銃でヘリの脚に括りつけられた時限爆弾のベルトをピンポイントでドーン! 大爆発です。
目の前の犯人を至近距離から拳銃狙ってバーン! 蜂の巣です。
刑事ドラマは時代の雲気。特に西部警察は今、ビデオ撮りのぺっかり画面で観ても白けるだけ。例の事故で特番以外の新作はお蔵入りになってしまいましたが、結果的にはそれでよかったのではないかと思います。