海外研修の合間を縫って“実弾射撃”を体験して参りました。
場所はホノルル。SWAT GUN CLUB。
大通りに面した飲食店のわき道を奥へ。実にいかがわしいビルの2階。入り口へはビル外のらせん階段で。
ハワイの射撃場のほとんどは“軽装弾(使用済薬莢に少量の火薬を詰めて銃にかかる負担を軽くした観光客用特殊弾。リサイクル弾とも)”を使っていますが、ここは“ファクトリー弾(普通に店で撃っている実包)”を撃たせてくれます。
私はハンドガンメインのCコース(定価90$。クーポン持参で67.5$)を。
まずは利き手・利き目のチェックから。きちんと指導員がついて、1丁ずつ丁寧に解説。
最初は22口径ルガーライフル。コストパフォーマンスが良い(利益貢献度が高い)銃のようで、どのコースにも必ず入っています。
続いて38口径リボルバー(S&W M686っぽいけどイジェクトレバーの形状が違う。シリンダーに357弾を込める所からやらせてくれてちょっと感激)を構えた所で隣のレーンから轟音(ズゴォオン!!)。
イヤー・ウィスパーの存在を無視する炸裂音。その正体は…。
ベレッタM92F。
何だよ、この爆音、この反動。映画ではこれを片手(二丁拳銃含む)で撃ちまくっているのか(ありえねー)。
恐るべし9mmパラベラム弾(超音速初速弾)。
4丁目はグロック。9mmパラベラム弾を使うグロック17ではなく、45ACP弾を使うグロック21。
トリガーが重いので力任せに引くと銃口がブレる。“引くんじゃない、絞るんだ”ってのはこういうことか。
なんて感心しながらゆっくり絞り切った瞬間、視界全体にマズルフラッシュの閃光が!
それでも初弾がターゲットのド真ん中を補足。グロックとは相性が良さそうです。
最後にM29(44マグナム)をぶっ放してプログラム終了。
ちょっとモーフィアス(@マトリックス)に似たインストラクターさん、ありがとう。
私は撃ちませんでしたが、一緒に行ったメンバーはライアット・ショットガンも。
撃った瞬間、ターゲットが“台風の日に取り込み忘れた洗濯物”のように踊り狂っておりました。
ねえ、大門部長刑事、やっぱりこれで犯人の銃だけ撃ち落とすのは無理だよ。