『大丈夫だ。必ず奴らを皆殺しにしてやる』
どちらの側にも正義はあるし神もいる。素敵過ぎるメッセージです。
(2007年/ピーター・バーグ監督)
サウジの外国人居住区で起きた自爆テロの犯人をFBI捜査官が追い詰める異文化交流セミナー。
まずは銃乱射で無差別テロ、パニックに陥った群集を誘導して自爆テロ、更に警察関係者が集まった所で爆破テロという三段構えが堪りません。
良く出来てはいます。復讐の連鎖は途切れないというオチも好感が持てます。
でもよう、最近のアクション映画ってどうしてこんなにカメラがチャカチャカせせこましく動き回るんだい? しかもアップ多用&手持ちゆらゆらで。
編集もカットばさばさジグソーパズルで落ちつかないったらありゃしません。
こういう撮影と編集をすれば「ドキュメンタリータッチ」な迫力とスピード感が出るとでも思ってるのでしょうか。
俺は年寄りだから、人物の位置関係がきっちり把握できないとイライラするのよ。
手持ちは深作まで、カットはロドリゲスまで、が私的限界でしょうか。