ダブリンに留学した元同僚からミッション・インポッシブルなメールが!
「伊藤さん、日本刀が欲しいのですが・・・」
な、なんですとぉ!?
聞けば、学友のインド人が日本刀LOVE!で「どうしても日本刀が欲しいよう!シトマトハヤヤー!」と叫んでいるらしいのです。
真剣って幾らするか分かって言ってんのか、インド人。
ダブリンで日本刀振り回すインド人…悪魔の毒々マトリックスだな。
というビジュアルを思い浮かべたら記憶の彼方からこんな映画が。
「ベルリン忠臣蔵」
(1985年/ハンス・クリストフ・ブルーメンブルグ監督)
キャッチ・コピーは“大石内蔵助はベルリンで復讐する”・・めまいがします。
舞台はハンブルグ(ベルリンじゃねぇのかよ!)。事業家連続殺人事件発生!
犯人は大石内蔵助(愉快、愉快)。ゾロ+グリーン・ホーネットの黒装束、どう見てもドイツ人ですが、鉢巻(?)にでっかく「大石」の文字。間違いなく大石内蔵助です(笑)。
面倒くさいのでちゃっちゃかネタをバラすと、ドイツの事業家が来日時に大石邸から盗み出した名刀ムラマサを、大石が天誅を加えつつ奪回を試みていた、というお話。
最後は事業家側の刺客として忍者まで登場しますが、いやあ、つまらない!(笑)
半端に赤穂浪士とか勉強して真面目に作っちゃってるから、はっちゃけた所がなくてね(本当、ドイツ人は勤勉だわ)。
イタリア人が作れば、大石と忍者とマカロニとゾンビが入り乱れる乱交活劇になったのに。