これくらい脚本がいい加減だとかえって清清しいですね。
「宇宙戦争」
(2005年/スティーブン・スピルバーグ監督)
いやもう笑っちゃうくらいザル。辻褄って何?な展開。
ラストのご都合主義に至っては念仏の鉄の背骨外しにあったかのような腰砕け(宇宙人が○○で××しちゃうのは原作通りだし前作踏襲だから無問題)。
どうやらスピさん、今回はストーリーなんざどうでもよくて、地面から海から地鳴り波飛沫と共に立ち上がり、無作為殺戮を繰り返し血の雨を降らすトライポッドを描きたかっただけのようです。
で、あれば、グッジョブ!ではあります。
ってか我が家では、トライポッド出現した瞬間に
「おお、こ、これは実写版・THE地球防衛軍!」
という全くもって明後日の方向に盛り上がり、行け行け宇宙人モードになっていたので、細かいストーリーなんざ全く覚えちゃいないのですが。
トムの鬱陶しい家族ドラマを全部すっ飛ばして「クローバーフィールド」方式で撮ったら、物凄く面白くなったんじゃないかと思います。
立て続けに「最終絶叫計画4」を観ることをお薦めします。ぶっちゃけ、本家より面白いです(笑)。
★ご参考