デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

肉体100点、顔に難有り、習性最悪。 愛しのジェニファー

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サスペリア」に始まる“魔女三部作”の完結編「サスペリア・テルザ」が間もなく公開ですねえ。

主演がアーシア、競演がダリア “おばあちゃんが魔女”ニコロディで音楽がデモニア。完璧です。

※ちなみに魔女三部作の二作目は「サスペリアPart2」ではなく「インフェルノ」です。念の為。

今日は公開前の景気づけって事で。

「愛しのジェニファー」
(2005年/ダリオ・アルジェント監督)


「マスターズ・オブ・ホラー」シリーズの一編ですが、さすがアルジェント、テレビと言えども表現に情けも容赦もありません。

とある河原で、少女を殺そうとしていた中年男性を刑事が射殺。男は一言「ジェニファー・・」と呟いて絶命。

この段階でオチの予想はつきますし、実際その通りになるのですが行き着く過程がアルジェント。

少女は首から下は超ナイスバディですが、首から上はちょっと難有り。おまけに人間の言葉を話せずただウーウー呻くだけ。

一度は施設に預けようとした刑事ですが、健気に擦り寄ってくる仕草と超絶舌技にほだされて家に連れ帰ったのが運の尽き。

猫とか喰ってるうちはまだ可愛かったのですが、やがて・・。

もう終いにゃはらわたで縄跳びしちゃいそうな大盤振る舞い。豪儀だぜアルジェント。

変態監督はまだまだ元気。