デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

高速を超えた光速。 インペリテリ来日公演

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ギターは速けりゃいいってモンではありません。

でも、この人から「速さ」を取ったら何も残らないような気がするので、例外的に「速けりゃいいじゃないか」ギタリストって事で如何でしょう。

IMPELLITTERI来日公演(2009年7月23日/渋谷O-EAST)

しばらく何しとるんだかよう分からん状態のクリス・インペリテリでしたが、盟友ロブ・ロックと再々婚(?)して新譜発表、待望の来日と相成りました。

いやあ、速い速い。この人、自分のアルバムのライナーノーツ書いても「この曲はね、ギターがとっても速いんだ」みたいな事ばっかり。微笑ましい通り越していっそ清々しい。

全部ではない(しかも順番うろ覚え)ですが、当日のセット・リストはざっくりこんな↓感じでした。

'(ひとしきりギターかき鳴らしてから)The King Is Rising'
'Speed Demon'
'Garden Of Eden'
'Countdown To The Revolution'
'Last Of A Dying Breed'
'Wicked Maiden'
'Father Forgive Them'←ここいら辺でドラムソロ。ちょっと長い。
'Wonderful Life'
'Lost In The Rain'
'Victim Of The System'
'Crazy Train'←ここからアンコール
'Warrior'←再アンコールは無し。カーテンコール有り。

ロブの喉も絶好調(Lost In The Rain1曲でお釣りが来ます)。

因みにCrazy Trainはオジー・オズボーンの曲。ランディ・ローズ・トリビュートでしょうか。

Rat Raceがなかったのは残念ですが、ほぼ同じ曲と言っていいSpeed Damonが入ってたので無問題。

クリスも速いだけじゃなく泣きも入れて変幻自在。堪能いたしました。