グロだの悪趣味だの言われておりますが、んな事ぁこの監督に発注した段階で与件です。
「エイリアン4[完全版]」
(1997年/ジャン=ピエール・ジュネ監督)
仲間溶かして脱出口作るエイリアンとか、リプリー復元失敗作とか、母の愛情を求めつつ宇宙に吸い出されるニューボーンとか、実にヌメヌメな見せ場盛り沢山ですが、やはり特筆すべきは「水中遊泳エイリアン」でしょう。
人魚の如く泳ぐエイリアンは幻想的ですらありました。
で、このシーンを再現した1/1プロップ・レプリカってのがありまして(写真上)。
壁掛け用でお値段何と63万円(!!)。
店の人は『本当は1,365,000なんですよ。今なら特売で半額以下。お買い得!』と言っていましたが、いやいやいや。
大体こんなでっけぇもの、どうやって壁に掛けるんだよ(幅2m20cm。重さ不明)。
造型はいいのですが・・63万円かあ・・結論:無理。
■追記:
今回観たのは[完全版]。いかにもジュネらしいぬめぬめなオープニングと何が起きたのかは分かりませんが地上が「エライこっちゃ」になっているエンディングが大きな違い。
さて、「5」はこれを踏まえるのか、はたまた華麗に無視するのか(ま、スルーでしょうね)。
※参考:「エイリアン:ディレクターズ・カット版」
→2009年8月12日
「フィンチャー痛恨のデビュー作。 エイリアン3」
→2009年11月8日
「妄想は人生の必需品。 アメリ」→2008年12月6日