デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

か、空っぽ…。 イーオン・フラックス

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「ハンコック」でウィル・スミスと時空を越えた夫婦ドツキ漫才を演じたシャーリーズ・セロンの単独ライブ。

 

イーオン・フラックス
(2005年/カリン・クサマ監督)


独裁者による虚構のユートピアという“手垢で真っ黒け”な未来モノ。飽きたなぁ正直、この設定は。

「人生は一度きりだから、希望がある」という“ザルドス”なテーマは、良いと思いますが、取り巻く世界観が中途半端なので、何とも煮え切らない出来。

それでもシャーリーズ・セロンのアクションが「リベリオン」並みに弾けていれば何の文句もないのですが、これまた実に中途半端。

絵柄だけで押し切るには、監督(日系女性。当時37歳くらい)は完全に力量不足。

関係者は「未来惑星ザルドス」と「リベリオン」100回見直しの刑ですね。

 

★という訳でご参考