デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

メキシコでもまったり。 トレマーズ2/グラボイズの逆襲

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「1」と「4」をレビューしたまま中抜けだったので、遅ればせながら2作目を。

 

トレマーズ2/グラボイズの逆襲」

(1995年/S・S・ウィルソン監督)


メキシコの製油場にグラボイズが「こんにちは」。

前作の生き残りアール(フレッド・ウォード)が「俺に怪物を倒せってのか。馬鹿言ってんじゃねえよ。金の問題じゃねえ・・って本当に1匹5万ドルか?」でメキシコ入り。

快調に殺し飛ばしてたら、洒落にならない大物が「はじめまして」。

で、真打ちバート(マイケル・グロス)が、恐怖の報酬も裸足で逃げ出す武装トラックで「待たせたな」。

しかし、敵もさるもの。脱皮して分裂して脚が生えて単体繁殖。鼠算式に大増殖。

次から次に危機的状況が訪れるにも関わらず、まったりのんびり。このおととい栓抜いたコーラのような緊張感の無さがシリーズ最大の魅力。

アメリカではスライド・ギター、メキシコ入ったらお祭り音楽というテロップ要らずのBGMも素敵です。

これでケビン・ベーコンが続投してくれれば言う事無しだったのですが・・。

※関連:「トレマーズ4」→2008年6月5日
    「手に汗握らない心地良さ。 トレマーズ
     →2008年7月20日