デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

その本質は光。 ウルトラマン・ティガ/最終3話

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「サマー・ウォーズ」を観ていたら、ついこれを思い出してしまいました。

ウルトラマン・ティガ/最終3話」(1997年8月16日、23日、30日放送)

滅びの闇に覆われた地球。超古代文明を滅ぼした邪神ガタノゾーアに立ち向かい破れ、石造となって海底に沈んだティガ。

ティガを救出すべく、過去の登場人物たちが集結します。

「何故、君だけがヒーローなんだ。君だって同じバケモノじゃないか!」と言ってダイゴ(V6長野)に挑戦してきた超能力青年。

「何故、君のように自覚のない人間がウルトラマンなんだ。私にも救世主になる資格がある!」と言って光の巨人となるも自らの邪心に押し潰されてしまった天才科学者。

彼らとGUTSによるティガ救出作戦は僅かに生きていた地上波回線を使って全世界に中継・・しかし、失敗。

その時、世界中の子供たちの希望が光となってティガへ。

焦土と化したスラムの黒人少年が、エスキモーの少女が、一条の光となってティガに降り注ぐ。

ティガの設定の素晴らしい所はウルトラマンの本質を「光」とした事だと思います。

「人は誰でも自分の力で光になることが出来る」

なんとなく展開が「サマー・ウォーズ」に似ていると思いませんか?

※参考:「緋牡丹博徒・お竜参上? サマー・ウォーズ」→2010年3月11日