最近、電車の車内モニタでMr.マリックを良く見かけます。
一時ふっつりと消息を絶っておりましたが、復活して何よりです(ちょいと前にテレビで特番もやっていたようですし)。
私の「ハンドパワー」初体験はかれこれ四半世紀前。
場所は川崎クラブチッタ。薄暗い中、低い円形状のステージを囲むように据わっている100人前後の観客。
それはまるで“ともだち”の秘密集会の赴き。
ここでMr.マリックは、ハンドパワーの数々を(本当に目の前で)披露してくれました。
中でも記憶に残っているのはトランプの数字当て。
観客がランダムに引いたトランプの絵柄と数字を当てるという他愛の無いマジックですが、マリックはここに“念写”という荒業を投入。
カードの絵柄を思い描く観客をポラロイドで撮ると、その額の部分にカードの絵がぼわぁあんと・・(イメージ写真参照)。
勿論、絵柄はどんぴしゃり。ポラロイド写真は記念のお土産に。
ステージを下りる観客の背にマリックが一言。
『その写真の中のカードですが、消えている日があるかもしれません。もし、消えていたら、その日は家から出ない方が良いでしょう』
ぞわわわぁ。こりゃ本当の降霊祭だ。これからもご活躍をお祈り申し上げますぅ。