デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

SF=侵略&風刺。 曼荼羅畑的SF映画ベストテン

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英国の映画誌TOTAL FILMが「史上最高のSF映画」を選出しました。

10位までを上から順に列挙すると、「ブレードランナー」「スターウォーズ/帝国の逆襲」「2001年宇宙の旅」「エイリアン」「スターウォーズ/新たなる希望」「ET」「エイリアン2」「インセプション」「マトリックス」「ターミネーター」。

無難…でしょうか(除くインセプション)。

SFをどう定義するかにもよりますが、舞台を宇宙に移しただけのアクションものとかは(作品の評価とは別に)“違うんじゃねぇかなぁ”とは思います。

SF=“侵略&風刺”と捉えると、ちょっと違う作品も見えてくるのではないかと。

という訳で「曼荼羅畑的SF映画ベストテン」(順不同)。

敢えてTOTAL FILM誌が50位までに選んだ作品は除きます。
※ベスト50の詳細はこちら→http://www.totalfilm.com/features/the-50-greatest-sci-fi-movies-ever/

ゼイリブ(1988年/ジョン・カーペンター監督)
グラサンかけたら統治が見えた。→2008年12月8日/2010年7月13日参照。

「ヒドゥン」(1987年/ジャック・ショルダー監督)
メタルは宇宙の共通言語。→2009年7月15日参照

「スペース・ヴァンパイア」(1985年/トビー・フーパー監督)
マチルダ・メイのおっぱいになら侵略されてもいい。→2008年1月9日参照

「フェイズⅣ/戦慄!!昆虫パニック」(1973年/ソウル・バス監督)
蟻に学ぶ種の起源。→2011年2月8日参照。

「ストーカー」(1979年/アンドレイ・タルコフスキー監督)
SF的状況を設定だけで突破する。→2010年6月15日参照。

「ブルー・クリスマス」(1978年/岡本喜八監督)
竹下景子なら血が青いくらい…。→2010年1月10日参照。

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年/ゲオルギー・ダネリア監督)
クー!(マッチは人生の必需品)→2011年3月1日参照。

「ブラザー・フロム・アナザー・ブラネット」1984年/ジョン・セイルズ監督)
よう、兄弟。→2011年6月6日

サイレント・ランニング(1972年/ダグラス・トランブル監督)
地に花、人に心。

吸血鬼ゴケミドロ(1968年/佐藤肇監督)
箱庭ホラーが一気にデストピアに。→2008年7月24日参照。

今の気分で選んでみました。各レビューが気になる人は、お手数ですが右枠「バックナンバー」から当該月に飛んでください。