デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

これで終わりって酒だ! 野獣死すべし

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初めてカクテルに出会った(「飲んだ」じゃなくて「知った」)のは松田優作室田日出男のこの会話から。

リップバーン・ウィンクル・・・どんな酒を飲んだんだろう。俺も、飲んで、みたいな』
『憶えてます。ラム、コアントロー、それにレモンジュースを少々、シェイクするんです』
『X・・Y・・Z』
『そう、これで終わりって酒だ!』

ネタ元は言わずと知れた

野獣死すべし
(1980年/村川透監督)


XYZは、アルファベットの最後の文字を当てることで「究極」を意味するカクテル。

基本レシピは、ホワイトラム40ml、コアントロー10ml、レモンジュース10mlでシェイク。

初めて観た時ゃそんな知識はありゃしませんので、XYZってなんじゃい?という感じでしたが…。

シティハンター」の中では、トラブル発生を告げる暗号、危険な香りのカクテルとして使われておりました。

あと、ホワイトラムを使ったカクテルで有名なものにバカルディがありますね。

そう、さま~ずの昔の名前です。

これはバカルティ社のホワイトラムとライム・ジュースとグレナデンシロップをシェイクしたもの。

バカルディ社がラムの販促用に作ったレシピなので、アメリカではバカルディ社のホワイトラムを使用しないものは「バカルディ」を名乗ることができません(1936年ニューヨーク最高裁判決)。

野獣死すべし」は(曼荼羅畑)登場頻度が高いなあ(笑)。