拾い物かと思って拾い喰いしたらお腹壊しちゃった…みたいな。
チアリーダー軍団が試合会場に向かう途中、「近道を知っている」というスチャラカ運転手が山道に入って迷子、ガス欠。外は雪。
幸い、目の前に山小屋が。そして折りしも山中には精神病院を脱走した殺人鬼が。
殺人鬼が二人いるのでは?という構成は巧いのですが、それ以外が全部下手。
ビデオ撮りの浅い画像に演技以前の小芝居炸裂。
並べたいだけ並べた爆乳・爆尻(でも全然エロくない←顔が私の好みじゃない)。
お話後半に来て女3人がお風呂でチョコレート・クリームかけ合い舐めあい…しかもこれ暖炉前のヨタ話(再現フィルムって奴ですよ)…いらねぇだろ、そんな映像。
風の音がびゅーびゅー言って、歩く人も吹き飛ばされそうな演技をしていますが、横の植物はそよとも動かず(パントマイムかよ!)。
引退した元保安官の山小屋とチアリーダーズが辿り着く山小屋を似たようなアングルで撮っているので、てっきり同じ場所なのかと思ったら、全然別モノ。
思わせぶりなサブキャラは誰一人活躍せず。75分が長い長い。
以前ご紹介した「キルボット」は、この監督さんの作品なのですが、あの時のキレはどこに行ってしまったのでしょう。
因みに、最近の監督作は「ボインフィールド PAFUPAFU」「何も着ていない悪魔」「ヴァンパイア・イン・ラスベガス」「富豪熟女殺人事件」などなど。
まあ、この手の作品の醍醐味である「騙された感」は存分に堪能できます。
※参考:「CHOPPING MALLへようこそ。キルボット」→2012年2月27日