デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

奇行種フェチめがねっ娘登場。 進撃の巨人/左腕の行方

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「あの外に巨人たちが…。今回はどんな巨人に逢えるかなあ。奇行種なんかいたりしたらもう最高なんだけどなぁ~」

本来であれば、“一人旅団”リヴァイ兵長本格登場回として語られるはずのエピでしたが、持っていかれました。

まさかここで巨人フェチのめがねっ娘が登場するとは(戦闘中は眼鏡ではなくゴーグルですし、娘かどうかも疑わしいのですが、面倒くさいので、以後、めがねっ娘で通します)。

進撃の巨人/第9話・左腕の行方-トロスト区攻防戦ァ檗廖2013年6月5日BS11放送/藤原佳幸監督)

噂の御仁は調査兵団分隊長ハンジ・ゾエ。巨人の謎の解明が生き甲斐の(リヴァイ曰く)奇行種。

どこか“腐女子系”の雰囲気を醸し出し、「這いよれ!ニャル子さんW」のツル子(写真上段右。やおい系同人誌作家。ホモ大好き)とキャラが被ります(あくまで私の脳内でね)。

巨人討伐も「いやっほう!」なノリで、殺伐とした世界でサシャと並ぶ“癒し系”ポジションになりそうです。

リヴァイ兵長は巨人の返り血を「きったねぇなぁ」と即座に拭う潔癖症ですが、部下の血まみれの手は躊躇無く掴む侠気の人でした。

一方、巨人化から戻ったエレンは化物としてミカサ、アルミン共々駐屯兵団に包囲されていました。

指揮を執っているのはキッツ・ヴェールマン隊長。前々回、本部の守りを補給班に押し付けてバックレこいたあの髭オヤジです。

恐怖に駆られてエレンらに榴弾をぶち込む髭オヤジ。しかし、エレンはエキゾチック・マニューバを発動(?)して部分巨人(骨格シェルター)になり、二人を防護。

おどろおどろしい姿を見せて以下次号。見事な引きです。

この手の設定を見るにつけ、思い出すのは原作版「デビルマン」のこの台詞。

「デーモンと戦う唯一の方法、それは自分自身がデーモンになることだ!」

もうひとつ。「俺は人間なんだ…人間…」

庵野が多大なる影響を受けたように、ここにもGO“MAZINGER”NAGAIの遺伝子を受け継ぐ者がいるという事でしょうか。