デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ユミル様…。 進撃の巨人 ♯3.5 イルゼの手帳

イメージ 1うっかり予約しそびれたら、あっという間に売り切れてちぃっと割高な中古を買う羽目になってしまいました。

皆様も予約忘れにはご注意を。

進撃の巨人/第3.5話・イルゼの手帳-ある調査兵団員の手記-」(2013年12月9日発売原作第12巻限定版付属DVD/山田弘和演出)

「イルゼの手帳」は原作5巻に収録されている僅か16頁の短編。

エピナンバー3.5が示す通り、3話(エレンらが訓練兵に志願)と4話(同解散式)の間の出来事です。

尺は23分程で、TV1話分。OPは「紅蓮の弓矢」、EDは「美しき残酷な世界」。

原作のみだと尺が足りないので前後にオリジナルを絡めています。

巨人の捕獲を提唱し続けるもエルヴィンに却下されまくりご機嫌斜めのハンジ・ゾエ。

壁外調査の際、遭遇した6m級巨人を単独追撃。

巨人は後を追ったリヴァイが斬殺(この時、オルオが捕食されそうになる)。ここでペトラが妙なものを発見。

巨木のうろの中に首を無くした調査兵団の死体が。それはまるで祭壇に祀られた御神体

エンブレムから前年の第34回壁外調査に参加した調査兵団員と判明。落ちていた手帳から彼女、イルゼ・ラングナーの死の直前の様子が明らかに…。

それは巨人に対する謎が一層深まる不可思議な記録でした。

エレンら主役メンバーは訓練中なのでストーリーには絡みません。代わりにハンジ、ペトラ、オルオ、ミケらを登場させ、リヴァイ班エピソードゼロな雰囲気になっています。

実質メインはハンジですが、美味しい所を持っていくのはオルオ。

まだ喋り方がイモっぽく、その事をペトラに注意されています。

巨人に捕食されそうになった所を助けてもらったため、リヴァイに心酔。「一生ついていきます!」

ハンジに胸ぐら掴まれれば、舌噛んで気絶。いや美味しい(笑)。もう少し本編でも活躍して欲しかった。

さて、本年はこれにて幕です。やたらとアニメ偏重になったので愛想を尽かせた方も多々いらっしゃると思いますが、見捨てずにお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。来年も宜しくお願い申し上げます。

では、良いお年を!