デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

背に纏いしは自由の翼。 進撃の巨人♯16今、何をすべきか

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「あのチビは調子に乗りすぎた。いつか私が然るべき報いを…」

本来であれば、火葬シーンから続く“ジャンの心境変化”を追う“ジャン、お前やっぱり男だぜ!”な回になるはずでしたが、決心吐露シーンの演出が微妙だった為にイマイチ盛り上がらず。

結局、前々回に続いてヒロインの座を放棄した顔面芸を見せたミカサに持っていかれてしまいました。

進撃の巨人/第16話・今、何をすべきか-反撃前夜-」(2013年7月28日放送/室谷靖・大西景介演出)

時系列的にはエレンの査問審判の前に入るべき“マルコその他の遺体焼却の前で調査兵団入りを決意するジャン”のシーン。

どこで取り上げられるのか期待された場面でしたが、ジャンの「俺は…調査兵団になる!」の言い方がちと微妙(単純にこちらのイメージと違っていただけなのですが…)だったので、思ったほど盛り上がりませんでした。

反面、“愛の前には年齢階級性別不問”なミカサの全く以ってブレのない立ち居地が清々しく、“嗚呼、やっぱりヒーローはミカサなんだなぁ…”と。

調査兵団を選択した訓練兵に届けられたまっさらな制服。

背に纏いしは自由の翼

揃いのユニフォームを着る、という行為はチームに受け入れられた、その一員としての自覚を持った、ひとつの共通する目的を持った、など様々な意味を含んだ象徴的行為。

だから、かっちょいいんですね。

しかし、彼らを待ち受ける運命は…。次回、遂に奴が来る!!