ナショナリズムを扇動。アウトブレイク・カンパニー♯5-6
「べ、別にわらわは慎一の事なんか待っておらんのじゃからね、フン!」
ツンデレ体得おめでとう、ペトラルカ(写真1枚目)
「安心したまえ、慎一。私はノンケーでも喰ちまう男ではない」
BLの世界へようこそ、ガリウスさん(写真2-3枚目)。
「アウトブレイク・カンパニー/第5話・やっぱり異世界、第6話・サッカー…サッカー?」(2013年11月1日・8日放送/小林浩輔他演出)
「ねえ、慎一君、今日はBLの授業するの?」
「いえ、考えてませんけど…」
「そっか…」
本格的なオタク文化、美少女ゲームの歴史に突入した慎一の授業。その衝撃は凄まじく、生徒は完全にずっ嵌り。
入れ込み過ぎた結果、ゲームの種類やキャラの良し悪しを巡ってドワーフとエルフが対立。
「薄っぺらいお前の人生には二次元キャラがお似合いだぜ!」
“君ら、幾らなんでも順応早すぎだろう。もしかして、あれか、免疫の無いところにクスリを与えたら効きすぎちゃったっていう…”
いえ、これは多分、日本政府が仕掛けた“アヘン戦争”です。
このまま生徒数が増えれば、対立の規模も大きくなる…いずれは取り返しのつかない抗争に発展するかもしれない。
一計を案じた慎一は、いがみあいをスポーツで解消するため“エルフ・ドワーフのサッカー親善試合”を提案。
第4話で「あまり余計な事をしないでよ、加納君」と言っていた的場のおっさんが何故か今回は乗り気。スポンサードを申し入れてきました。
目的は多分、エルフ、ドワーフ双方の身体能力の記録。試合中、自衛官たちが揃ってハンディ・ビデオカメラをシューティング。
「スポーツは健全なものばかりじゃない。ナショナリズムを扇動するツールでもあるんだよ」
この笑顔の仮面を被った黒い国家公務員は相変わらず良い味出しています。
試合はイナズマイレブンvs少林サッカー。最後に場面をさらったのは…。
「ねえ、慎一君、明日はBLの授業するの?」
「いえ、考えてませんけど…」
「そっか…」