キリのいい所でご紹介と思っていたら4話までいってしまいました。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ/第1~4話」
(2019年7月13日-8月2日/橘秀樹監督)
酒場でアポロン・ファミリアと悶着を起こしてしまったベルくんら。しかし、それはベルくんを掌中に収めんとするホモ(正確にはバイ)神・アポロンの策略。
決着はファミリア(除く主神)の総力戦【ウォーゲーム】で着ける事に。抽選で選ばれた種目はよりによって「攻城戦」。
守りアポロン、攻めヘスティア。城を落とすか守りきるか。勿論、制限時間内に大将が倒されればその時点でゲームオーバー。
問題は彼我兵力差。アポロンの眷属は100を超えますが、ヘスティアの眷属はベルくんただ独り(ヴェルフはヘファイストス・ファミリア。リリはソーマ・ファミリアを脱走中)。
100対1(+助っ人1名)のハンデキャップマッチ。試合開始は1週間後。しかも、リリがソーマ・ファミリアに見つかって捕縛。
ベルくんはアイズ・ヴァレンシュタインに特訓志願。ヘスティア&ヴェルフはソーマの本拠地にリリ奪還の奇襲を。
『私はこう教わった。とどめの一撃は油断に最も近いって。
追い込まれたその先が一番の好機にもなる。忘れないで』
第3話のサブタイは「集結」と書いて「コンバージョン」。
リリはソーマに、ヴェルフはヘファイストスに、更にヤマト・命(みこと)がタケミカヅチに改宗(ヘスティア・ファミリアへの転籍-コンバージョン-)を嘆願。
これはアレですね。「ガルパン劇場版」で大学選抜チームとの殲滅戦という無理ゲーを強いられた大洗女子学園のために各ライバル校戦車部が装備ごと大洗女子学園に転入してくるのと同じ展開。
そして助っ人には酒場「豊穣の女主人」のウェイトレス、リュー・リオン(実はレベル4の元冒険者)が。
一気に4名に膨れ上がったヘスティア・ファミリア。助っ人入れても兵力差は5対100ですが、ただの5じゃありません。一騎当千の5、ウルトラ兄弟みたいなものです。
試合開始と同時に一気呵成。先鋒はリュー。その両手には魔剣。通常攻撃が全体攻撃で2回攻撃のエルフさんは好きですか?
その隙に入城を果たす命。『掛けまくも畏きいかなるものを打ち破る我が武神よ、尊き天よりの導きよ…』命の詠唱は何度聞いてもかっちょいいなぁ。
この二人はザコをまとめて足止めするためのデコイ。本隊はベル&ヴェルフ。手引きしたのはアポロン・ファミリアに“変身”して潜入していたトロイの木馬、リリ。
ヴェルフを露払いにして一気に最上階に進んだベルは因縁の大将・ヒュアキントスとタイマン勝負。決め技はなんと…そげぶパンチ(笑)。
試合終了。ヘスティア・ファミリアの勝利。勝者・ヘスティアの要求は…。
『全財産は没収!ファミリアは解散!君は永久追放!
二度とオラリオの地を踏むな~!!』
新しい仲間と新しい屋敷(戦利品)。最高の導入部でした。