『たとえ死が僕達を引き離したとしても僕は必ず君に会いに行く。何百年、何千年、何万年かかったとしても生まれ変わった君に…ベル君じゃなくなった君に会いに行くよ。そして言うんだ。「僕の眷属に、ファミリアにならないか」って』
悠久の時間を生きる者と有限の時間を生きる者。その覚悟と想い。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ／第12話・女神と眷族（アイノウタ）」（2019年9月27日深夜BS11放送／海宝興蔵演出）
11話で脳筋男神アレス率いるラキア軍がオラリオに攻め入ってきたので、そっち方面の（物量的な戦争の）話になるのかと思いきや、こっちは単なる枕でした。
乱戦の中、崖下の川に落ちたヘスティア、追って飛び込んだベルとアイズ（ここで11話終了）。アイズが二人を救出→近くの村に助けを求め…という経過説明を景気よく端折って、眠るヘスティアと看病ベルという「やっと二人きりになれたね（アイズもいるよ）」なシチュで12話スタート。
閉ざされた村で語られるのは女神と眷属のアイノウタ。
かつて女神ブリギットの眷属であったが、神を護れず生き別れ（神は天界に送還）、そのことを老境となった今も尚悔いている村長カーム。
死にゆく村長に対しても明るく振舞い、ブリギットとなって死を看取るヘスティア（め、女神！）
『ブリギット様…お許し…ください…守れなかった…私を…』
『ありがとう、カーム。私を愛してくれて。今も、これからもずっと…あなたを愛してる』
『ああ…ああ…ブリギット様…私…お、俺も…愛…して…』
変わらぬ愛を誓って旅立つ村長（「私」を「俺」と言い換えるところが泣ける）。
今期は時間に関わる話が多かったですね。何百年という時を生きる魔人族の少女とヒト族の青年の出会いとか（「うちの娘のためならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない」）。
悠久の命と寿命は映画でもよく使われるテーマ。
★永遠を生きる男代表。
★そして恐らく永遠に生き続ける女代表。
さて、ベルくんはヘスティアの愛を受け入れることができるのでしょうか？
まずはオラリオ戻って大団円…かと思ったら、何とCパートで新キャラ登場、返す刀で3期告知！ ダメ押しとばかりに新作OVA制作発表! マジっすか!?
来年の夏も熱い…。
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