
カ、カラスがステルスと同じスピードで飛んどる!
B2ステルスとジープのドッグチェイスが物理的に可能なのか、という疑問もありましたが、このカラスの根性の前では大した問題ではありません。
地対空追撃戦によって、一気にエンジンがトップギアに入る…かと思ったのですが、結局これまでと同じパターンがループ。
最早突っ込み所が見所に。早く来てくれ、小津姉妹。
「COPPELION/第4話・夕陽、第5話生命」(2013年10月25日、11月1日放送/杉生裕一演出)
荊の攻撃で被弾したステルスは“火消し”のために競艇場へ着水。その競艇場の水面下には無数のドラム缶が(写真2枚目)。
「こ、これは…高レベル廃棄物や!」
もう何も言うまい…。
ステルスの正体は、海外の高レベル(放射性)廃棄物を東京に不法投棄している民間組織でした。
荊の連絡で自衛隊が特殊ヘリで廃棄物を回収。交差点のド真ん中に取りまとめた所で謎の戦車が交差点にいるのを発見。
ちょっと待て。上空にいながら、交差点のド真ん中まで戦車が直進してくるのに気づかなかったのか。
で、砲撃(撃墜)された挙句に、廃棄物を収納したシェルターを全て奪われる大失態。
なあ、シェルターって戦車の何倍もあるコンテナで、3つもあったぞ(写真3枚目)。どうやって移動させたんだ。
同じ頃、荊らは横転している救急車を発見。運転席におっさん、後部に妊婦。
「ここには…自衛隊の亡霊がいる」
振り向けば、戦車を従えた謎の一群が(自衛隊と言うよりは旧日本軍のイメージ)。
煙幕弾を撃って妊婦を救出。フロントグラス肘打ちで叩き割ると運転席のおっさんを片手で引きずり出して一気に前方にオーバースロー。
おいおい、引っ張り出す時、防護服にガラスが引っかかったらどうするんだ。
あと、おっさん片手で投げ飛ばす力があるんだったら、3話の墜落おばさん引き上げられただろう。
自衛隊の正体は第一師団。災害時、旧首都救助に向かい、そのまま国に見捨てられた怨念部隊。
第一師団の名前を聞いた総理(絵に描いたような馬鹿キャラ)は大狼狽。「第一師団を壊滅させるまで救援ヘリは送らん!」
荊らを案じた教頭は、命令権限を無視して保険係以外のコッペリオン“掃除係”に荊らとの合流を指示。
新キャラ登場です!
掃除係と言えば、「ニキータ」のジャン・レノ、「アサシン」「パルプ・フィクション」のハーヴエイ・カイテルを思い出しますが、彼らの仕事は後始末。
さて、こちらの掃除係のお仕事は…。
ぼちぼちはっちゃけてくれ、頼む!