どこかで息切れするかと思いましたが、息切れどころか息継ぎも無しで前半戦を折り返してしまいました。
１クール目終了に相応しい中締めだったと思います。
「キルラキル／第12話・悲しみにつばをかけろ」（2013年12月21日放送／高橋知也演出）
突如、流子－猿投山戦に割って入り、小指1本で猿投山の三ツ星極制服から絆糸を探り当て切断した謎の美少女・針目縫。
片太刀バサミの半身を手に、流子の父・纏一身を殺したのは自分だと告げる針目に流子は逆上。
熱くなり過ぎた流子の血に自我を保てなくなる鮮血。そして…美木杉が恐れていた最悪の事態、神衣の暴走が。
最早、人でも服でもない異形の存在に変貌した流子＆鮮血。
左右非対称なフォルムはクールかつ不気味。
巨神兵とエヴァと片翼もがれたラピュタのロボットとゲーム版バイオハザードのタイラントを足しっぱなしにしたような容姿はちょっとお近づきになりたくないです。
一気に崩壊する闘兵場、純潔を起動させて二人の間に割って入る皐月、乱入する黄長瀬、着用者の命を保障しない特殊膠着弾で流子を狙う美木杉。
三つ巴四つ巴の大乱戦を制したのは…マコ！
皐月の放った衝撃波の海を泳ぎきり、暴走流子に掌底乱れ打ち。
恒例ジェスチャー説教も健在。流れる涙は風大左衛門。いやはや、やはり本作のヒロインはマコです。
数日後、皐月は壊惨総戦挙によって極制服の最終調整が終わった事を流子に告げ、未だ支配に服しない関西征服のために「三都制圧襲学旅行」へ出発する事を宣言。
風雲急…と見せかけて楽しい修学旅行だったりすると嬉しいのですが果たして…。
本年の放送はこれにて幕。年明け第１発兼２クール目第１弾は、「君に薔薇薔薇…という感じ」（トシちゃんキター！）。
