主人公以外の新旧キャラに順繰りにスポットを当てた前半戦。
森夏と凸守をフィーチャーした第4話は痛かった。森夏の出番が増えるのは実に喜ばしい事ですが、中心に据えられるとちと辛い。
森夏が生徒会長選挙に立候補した時点でオチは見えているわけですし…。
彼女は脇に回ってこそ輝く女。その使い勝手を心得たエピが、
「中二病でも恋がしたい!戀/第6話・躊躇いの…筑紫島周遊(ツクシノシマ・トラベリング)」(2014年2月17日BS11放送/北之原孝將演出)
2年生は修学旅行。お留守番は3年のくみんと1年の凸守。
ちょっと異色な取り合わせです(「けいおん」で言えば、むぎとあずにゃんですね)。
退屈デス!と言いながら窓から落ちそうになり一瞬素に戻る凸守が可愛いです(写真1、2枚目)。
さて、恋愛関係を意識するあまり、かえって距離を作ってしまう六花と勇太。今回はクラスメイトが裏に表に二人をバックアップするという、荒んだ現実が裸足で逃げ出す慈愛に満ちた博愛エピでした。
“お前らいい加減にしろよ”なバカップルを生暖かく見守り、時に手助けするクラスメイト。
あり得ない。でもそこがいい。だってこれはラブコメアニメだから。
特に森夏のアシストぶりは黒子を凌駕しています。
そんな森夏の心を読む恋愛マイスター、巫部風鈴(かんなぎかざり←写真3枚目。再登場万歳!)。
彼女らの入浴を覗きに行ってひとり拿捕される一色。生徒会長選立候補→落選(♯4)、睡眠力アピール→無視(♯5)と、ある意味こいつが今期最も痛い、いや痛々しいキャラです。
手を繋ぐ(♯2)、鼻ポチする(♯3)と3歩前進2.5歩後退な牛歩戦術で関係を深めていった(?)二人がようやくほっぺにチュウ(六花から勇太へ。キスした後の後ずさり方と丹前を乱さぬようチョコチョコと走り去る仕草が実に愛らしい)。
いやあ、良かった、良かった(←完全に孫を見守るお爺ちゃんの心境)。
ちょいと先の話ですが、1期の北米版BD-BOXが5月27日に発売になります。
タイトルは「Love Chunibyo & Other Delusions」。
Amazon価格で4,609円(変動あり)。国コードがつくかどうかは不明(メーカーはSection 23 Films)。Sentaiじゃないから大丈夫かも(希望的観測)。13話含む特典がつくかどうかも現時点では不明。
詳細分かりましたらご報告いたします。